松下電器産業株式会社ヘルスケア社、パナソニック補聴器株式会社は、入力音を32バンドの周波数帯域に分割し、個々にディジタル信号処理を可能とする高性能DSPを搭載したオーダーメイドディジタル耳あな形補聴器「AYAPROシリーズ」全6機種を2004年12月28日より発売する。
補聴器の販売は、世界で年間約600万台、日本市場では45万台となっているが、日本市場における普及率は、アメリカと比べて約1/2となっており、まだまだ市場への普及は十分とは言えない状況。2003年の日本補聴器工業会集計によると、全体の約52%が、使用者の耳型を採り、個々の形状に合わせて作製されるオーダーメイドタイプで占められている。その中でも、調整用コントローラーと補聴器本体を接続することにより、特性調整が可能なディジタル信号処理を用いた補聴器が主力となってきている。
新製品は、入力音を32バンドの周波数帯域に分割し、個々に細かな分析処理を行う同社独自のディジタル信号処理により、環境に左右されず会話が聴きやすい音を提供する。また、同処理と搭載している様々な機能との相乗効果により、各種機能の性能・精度が向上し、「騒音の少なさ」や「会話の聴き取りやすさ」など、補聴器としての基本性能が大幅にアップした。超小型から、ノーマルタイプ、カラフルタイプなど多彩な仕様の中から操作性、デザインを選べるカナルタイプなどをラインナップした。
高度なハウリング抑圧技術で「ピーピー音」をより抑えることができ、使用状態によるが、従来に比べて「大きな空気あな」にすることが可能になる。耳あなにこもった湿気も逃がせ、開放的な装用感を提供できる。
また、5チャンネルの機種(WH-65CJ/WH-55CJ)には、パナソニック独自のIWS(インテリジェントウィンドサプレス)機能を搭載。強い風を受けた時の「ボー」とうるさく聴こえる風きり音を抑え、屋外での会話がより快適になる。
そのほか、同社独自で開発したパソコン用コントローラーやハンディタイプの専用コントローラーなどで、音質を何度でも調整できる。WH-65CJ/WH-55CJなど5チャンネルの機種では、高精度な音質調整機能を駆使して、一人ひとりの聴力特性にきめ細かく対応できるようにした。価格は、225,000円〜325,0000円。
「AYAPROシリーズ」6機種

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