日本アイ・ビー・エム株式会社は、パソコン初心者、高齢者、視力の弱い人などが、容易にホームページを閲覧できるようにするインターネット支援ソリューション「らくらくウェブ散策」の中堅中小市場への販売を開始した。
中堅中小市場向けにドメイン数を1ドメイン限定とし、初年度税込84万円、次年度以降年間税込42万円で提供する。
「らくらくウェブ散策」は、日本政府が推進しているe-Japan戦略の取り組み(電子政府や電子自治体など)を支援する、「デジタル・ディバイド解消」のためのソリューションとして、2002年に日本IBM東京基礎研究所アクセシビリティ・センターが開発したインターネット閲覧支援ソリューション。同ソリューションを採用したホームページ内では、パソコン初心者、高齢者、視力の弱い人や目が疲れやすい人でも、対象サイトを快適に閲覧できるようになる。
インターネットやブロードバンドの普及と相まって、企業や自治体によるホームページを通じた情報提供が増大し、また、利用者にとってもホームページが重要な情報源となっている。そのため、情報発信者となる自治体や企業にとっては、ホームページでのアクセシビリティ確保が大きな課題となり、だれもが容易にホームページにアクセスできるソリューションが求められている。「らくらくウェブ散策」を利用することにより、利用者のホームページの情報は閲覧者に分かり易く伝わり、ホームページ閲覧のアクセス数の向上が期待できる。
「らくらくウェブ散策」は、Webページの読みたいところにマウスを動かすだけで、文字が別枠(文字拡大まど)に拡大され、合成音声で読み上げる。また、閲覧している画面の文字サイズや、文字・背景の配色も変更できる。色弱や白内障の人でも読みやすいように、8つのパターンを用意している。そのほか、Webの操作や、文字・音声の設定、印刷など必要最低限の機能を、大きなボタンで分かり易く表示・配置した。Webの閲覧者は、対象となるWebで、「らくらくウェブ散策」の起動リンクをクリックするだけで、利用することができる。
同社では、ホームページのバリアフリー実現を支援するために、ウェブアクセシビリティの診断、修正の提案などを行うコンサルティング・サービスも提供している。また、「らくらくウェブ散策」は、2004年グッドデザイン賞を受賞している。
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