ジブラルタ生命保険株式会社は、利用者の利便性をはかる目的で新たに「指定代理請求特約」を創設し、サービスを開始した。
現在、同社が、利用者に支払った保険金等の件数全体のうちの大半を占めているのは、入院給付金・高度障害保険金等、疾病・傷害による入院や障害状態になったことなどにより被保険者本人が受取人となる保険金・給付金で、今後の高齢化社会の進展に伴い、被保険者が生存中に受け取るこれらの保険金・給付金の重要性が高まることが予想される。
これに伴い、被保険者自身がこれらの保険金等を請求できない場合が発生し、今後さらに増加することも考えられる。たとえば、「重度の障害状態・痴呆状態などになったため受取人である被保険者本人が保険金等を請求する意思表示をすることができない場合」「入院などの際に受取人である被保険者本人が支払の対象となる傷病名を告げられていないため保険金等を請求することができない場合」などが挙げられる。このような場合、医療や介護に要する費用などに充当する必要性が生じているにもかかわらず、必要とされている時に保険金等の支払を行うことができないケースが生じる可能性がある。
これに対応するための制度として、従来から個々の商品において、保険契約者があらかじめ指定した一定の人や被保険者の配偶者が被保険者本人を代理して保険金等を請求できる代理請求制度を設けていたが、個々の商品によってその取扱に相違があり、また被保険者が受取人となる保険金等を広くカバーするものではなかった。
そこで今回、代理請求制度の統一化・明確化をはかり、同時に代理請求の取扱を各種の保険金等に広く認めることで、利用者が必要とされている時に保険金等を早く支払できるようにするため、「指定代理請求特約」を創設した。
新サービスは、同社が従来から実施し利用者から好評を得ている簡便な手続きで死亡保険金を即日支払いする「死亡保険金即日支払サービス」、同社コールセンターへ電話をかけるだけで契約者貸付を取り扱う「らくらくコールサービス(クイックサービス)」などと同様に、利用者に焦点を合わせた取り組みの一環として実施するもの。
利用には複雑な手続きは必要なく、新規契約者はもちろん、既存契約者も同特約を中途付加して利用できる。特約を付加できる保険は、新契約の場合、現在販売中の一部を除く個人保険全種類で、既契約の場合は個人保険全種類となっている。特約の保険料や費用は一切かからない。
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