パラマウントベッド株式会社は、自社製介護用ベッドをレンタル事業者から下取りして、再生・品質保証を行い、再販する「循環型事業」を2005年2月14日から開始する。
まず、愛知県名古屋市に第1号のメンテナンス拠点として、名古屋メンテナンスセンター(同社名古屋配送センター内)を設置して、2005年2月14日から業務を開始する。当面、下取りは、東海北陸地区を中心に行う。下取りした自社製介護用ベッドのうち再生・再販が可能なものについては、洗浄、消毒、修理、検査などのほか、純正部品への交換などを実施して、品質を確保する。そしてメーカーとしての保証書と取扱説明書を添付して、個人や有料老人ホーム等に販売する。この結果を検証しながら、今後、他地域にも拠点を整備していく予定。
現在、介護用ベッドの多くは、介護保険制度に基づきレンタルで利用されており、その台数は61万34百台(2004年8月)となっている。介護保険がスタートしてから約5年が経過し、レンタル市場には、新旧さまざまなタイプの介護用ベッドが流通している。
いっぽう、厚生労働省は、介護保険サービスの質向上を図るため、「情報開示の標準化」制度を導入し、サービスに関わるさまざまな事項について2006年4月から一般に開示していく方針。同標準化のチェック項目には、介護用ベッド等の福祉用具のレンタル事業者について、利用者宅での定期的な福祉用具のチェックの有無と保有製品に関する廃棄基準の有無が盛り込まれている。こうしたことから、レンタル事業者は、今後、製品の廃棄基準の検討が必要になると考えられる。
新事業の下取り業務では、レンタル事業者とレンタル事業者にリースする会社から、介護用ベッドを下取りする。当初はアウラ21シリーズ、キューマアウラベッドシリーズに限定、スタート時は無償での下取りを優先して実施。今後は下取り算定基準を設定していく。
再生・再販業務では、除塵、消毒、清拭、検査、修理、塗装補修、梱包等を行い、パラマウントベッド認定中古品のラベルを貼ったうえで6ヶ月のメーカー保証を付けて販売する。
販売チャネル業務では、従来の取引先を通じて、全国の有料老人ホーム等の高齢者施設や介護保険を使えない(あるいは使わない)個人ユーザーに販売する。
売上目標は、今期2〜3月で2,000万円、来期15,000万円としている。
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