日本ユニシス株式会社、株式会社ハートウェル、センコー株式会社の3社は、福祉用具のレンタル流通において、ICタグ技術を活用した運営・管理システム「One's
Heart」を共同開発し、2005年3月28日より、ハートウェルでの実用化を開始する。
各社の役割は、日本ユニシスが、今回のICタグ適用コンサルとICタグを用いた入出荷システム開発を、ハートウェルが、同システム開発のプロジェクト管理を統括・同システムの運用を、センコーが、在庫管理システム開発と構築・ハートウェル物流を担当する。
ICタグとは、電波を使ってICチップへ情報の読み書きを行う技術を応用したタグ。メモリを内蔵したICチップを使用し、リーダ/ライタからの無線通信によりICタグ内の情報の読み出し、書き換えが可能で、無線タグ、無線ICタグ、RFIDタグ、電子タグなどと呼ばれている。バーコードに代わる商品識別・管理技術として近年幅広い分野において実証実験などが進んでいる。
同システムは、福祉用具のレンタルビジネスで循環する商材一品一品にICタグやバーコードを貼付することにより、利用者からメンテナンスセンターに至る流通全体にわたり、リアルタイムに流通・履歴情報を管理することができる。また、利用者やケアマネージャ(介護支援専門員)が要求する多種にわたる福祉用具を効率良く流通させ、高品質の商品を安定して提供する。
循環する商材の製品年齢、メンテナンス履歴、流通履歴を個品レベルで管理し、廃棄基準の遵守を実現する。また、商品の年齢(レンタル年齢、レンタル回数)やメンテナンス内容を把握した上で、新商品開発を実施し、顧客満足度向上を実現する。
在庫ステータス(レンタル中、消毒中、消毒済み等)に応じてリアルタイムに在庫が把握でき、消毒前(レンタルアップ)在庫や消毒・メンテナンス中在庫も含め、資産管理と、受注・出荷の観点から在庫を把握、不要な新規商材の投入を抑制し在庫圧縮を実現する。
2.45Ghz帯域のICタグをレンタル商品だけでなくカゴ車(カゴ型運搬台車)にも全面採用し、メンテナンスセンターに設営した出荷ゲートを通過させることで、出荷・積込検品を完了させる。また、規制緩和により今年4月以降解放される予定のUHF帯のICタグの採用タイミングも考慮し、開発設計を行っている。
One's Heartシステム概念図

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