大王製紙は、50代以降の加齢に伴う慢性的な尿モレに適した商品として「テークケアおでかけ安心パッド」を発売した。
女性が尿モレを起こし易い理由は、男性・女性の体の構造の違いにある。男性の尿道は16〜20cmと長くL字型をしているのに対し、女性の尿道は4〜5cmと短く直線型をしている。また、男性では尿道を締めて尿がもれるのを止める役割を持つ筋肉が発達しているが、女性は肛門括約筋や骨盤底筋が代用をしている。このように元来、女性の人が尿モレをし易い構造になっているのに加え、加齢や妊娠・出産が加わると筋肉に緩みが出ることで、さらに尿モレが起こり易くなり、加齢に伴う筋肉の緩みから発生する慢性的な尿モレでは50〜60代にかけて発現率が高まる。
軽失禁の症状がある人は通常、普通の生活をしているため、仕事や旅行等の活動時に「他人に知られたくない」という思いが強く、軽失禁商品に対する不満も自宅での生活時は45%前後であるのに対し、外出時は70%以上に高まる。また、外出時に軽失禁商品に求める機能としては「違和感がない」が48%で最も高く、「モレない安心感」が次いで25%となっている。この理由として、軽失禁商品は80%が普通のショーツにつけて使用されているという実態が挙げられる。一般的に普通用ショーツは体に押し当てる伸縮力が生理用ショーツやガードルよりも弱いため、失禁商品を装着すると体との間にすき間が開きやすく、ゴワつきやモレの不満を感じやすい要因になっている。
新製品は、軽失禁の症状のある人が活動的に過ごせるように、違和感のない自然な付け心地とモレない安心感を両立させた新発想の商品。従来の軽失禁商品はフラットな形状をしており、丸みのある臀部へ装着した際にすき間ができてしまい、また活動することでさらにこのすき間は大きくなり、モレに繋がる要因となる。これに対し、同社品は製品全体に体のラインに合わせたカーブをつけているため、製品が体に追従し、どんなに動いてもすき間ができにくい形状となっている。
従来の軽失禁商品は表面の凹凸もなく、一律の厚みとなっている。この形状では体が斜めの状態や、尿に勢いがあった場合に製品の表面を尿が流れていってしまい、モレの原因となる。これに対し、同社品は中央部にパルプ・ポリマーを多くした中高構造とすることで、体とのすき間をなくすと同時に吸収スピードが速くなる仕様にしている。また、「テークケアおでかけ安心パッド」は多量の尿も一気に吸収できる不織布表面素材を使用している。
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