母の介護を通して壊れかけた家族がひとつになろうとしている
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| −パオ製作の「母のいる場所」が岩波ホールにて上映− |
2005/03/11(Fri.)
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人間賛歌を描き続ける槙坪夛鶴子監督が、6作目となる映画「母のいる場所」を「母のいる場所シルバーヴィラ向山物語」を原作に製作。4月9日(土)から22日(金)の2週間、岩波ホールにて上映される。
原作は、作者久田恵氏の実体験に基づいて書かれたもので、槙坪監督自身も車いすで生活をし、やはり実母を介護する立場。
槙坪監督は「介護する人、される人、それぞれの自立とは何か、介護するということはどういうことか、ふさわしい最後の居場所はどこなのか…。この映画が、夫婦のあり方や親子関係を見つめ直すきっかけになれば」と語る。
前作「老親ろうしん」も介護の問題、生き方、老い方を描いた映画で、第17回山路ふみ子映画賞福祉賞、第25回日本カトリック映画賞、第20回藤本賞特別賞を受賞した。
物語
フリーライターでシングルマザーの主人公・久野泉(紺野美沙子)は7年間、脳血栓で右半身不随になった母・道子(馬渕晴子)の在宅介護と子育て、そして仕事に追われる。70歳まで仕事人間だった独断的で頑固な父・賢一郎(小林桂樹)とは、介護をめぐって終始喧嘩が絶えない。
小学生の息子・僚は、チック症になり「僕にはお母さんがいない」と作文に書く…。高校に入るとすぐ不登校になった。
泉はユニークな有料老人ホームの施設長・悠子(野川由美子)に出会い、入所を選択する。「Noを言わない」のがホームの方針で、痴呆の人を「お分かりにならない方」と呼び、酒もタバコも恋愛も自由、入居者もスタッフも“ともにいきいき輝いて”暮らしている。やがて、母は笑顔を取り戻し、そこが「母の居場所」となる。父の鼓に合わせて舞う母…イメージの舞台に八重桜が舞い散る。
#チック症
精神的なストレスや緊張感から起きると言われる様々な癖。
母のいる場所

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