東京都では、高齢者や家族を支える地域の関係者が高齢者虐待の予防と解決に取り組む足がかりとなるパンフレットを作成した。
介護保険制度の施行後、介護の社会化が進み、実態の把握が難しかった高齢者に対する虐待が顕在化してきているが、虐待をしている側に自覚がない場合があるなど、高齢者虐待に対する意識には大きな差が見られる。高齢者虐待について認識を深めることは、高齢者の尊厳ある暮らしを守るだけでなく、介護する家族を支え虐待の深刻化を防ぐことにもつながることを目的としている。
主な内容は、「虐待とは何か」「虐待の背景」「被虐待者の80%が認知症」「解決への道筋」「程度に応じた対応」など。A4版12ページで4万部を発行し、区市町村、民生委員、介護保険事業所、医療機関、保健所などを対象に配付する。
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