財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団は、「東京都老人総合研究所第83回老年学公開講座」として、シニア世代向け都民講座「地域への軟着陸〜退職後も社会参加でイキイキと〜」を、2005年11月29日(火)、銀座ブロッサム 中央会館(中央区銀座2-15-6 定員900人)にて開催する。
「社会参加が活発な人ほど元気で長生きである」という研究結果に着目し、高齢期を迎える人を対象に、それぞれの年代にあった「社会参加のポイント」を話す。
シニア前期(60〜74歳)向けには、定年後、人生をどう組み立てるか、趣味・教養・ボランティア活動など、地域活動へのデビューのポイントを紹介する。
また、要介護状態に陥らない最大の予防策は、社会参加を通じた積極的な外出。そこで、シニア後期(75歳以上)向けには、地域福祉活動による自宅近くで参加できるプログラムを通じたネットワークづくりと介護予防の取り組みについて、実例を紹介しながら説明する。入場は無料で、申込も不要となっているほか、手話通訳も同時に行う予定。
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