三井住友海上火災保険株式会社は、CSR(企業の社会的責任)取組みの一環として、保険業界で初めて、視覚障害者や高齢者の利用者が音声で保険の内容を確認できる「SPコード」を商品パンフレットに導入した。
賃貸住宅居住者向け家財専用火災保険「リビングFIT」のパンフレットに導入したほか、自動車保険など他の商品パンフレットにも今後順次拡大する予定。
「商品パンフレット音声化」は、同社商品パンフレットの中に、視覚障害者や高齢者のために開発された「SPコード(高密度二次元記号)」を導入したもの。商品パンフレットの右下に「切り込み」を入れる事により、目の不自由な人などは「SPコード」の有無・またその場所を認識することができる。
音声を聞く場合は、専用の読み取り装置「スピーチオ」を用いて「SPコード」を読み取り、再生ボタンを押すと、商品内容が音声で流れる。「スピーチオ」は、厚生労働省から「日常生活用具」に認定されており、視覚障害者1級・2級の人は、ほぼ無償で支給される(所得により自己負担が生じる場合もある)。
視覚障害者は全国で約30万人と言われているが、同社では、広く全ての利用者に情報を届ることを目指しており、その一環としてパンフレットの音声化に取り組む。また、現在、読み取り装置「スピーチオ」の普及台数は全国約3,000台と言われているが、同社がパンフレットに「SPコード」を導入することによって、「スピーチオ」「SPコード」の一層の普及にも貢献したいとしている。
読み取り装置「スピーチオ」と「SPコード」

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