マニュライフ生命保険株式会社は、20〜59歳までの男女計800名を対象に、「セカンドライフと年金に関する調査」を実施した。調査は、65歳以降のセカンドライフへの消費者の意識、準備状況に対する不安の大きさ、準備手段(金融商品)への期待・意識等の昨今の変化を捉えることを目的に実施したもの。
今回の調査では、夫婦二人で国内旅行などを楽しむ充実したセカンドライフを理想とするいっぽうで、セカンドライフに対し生活資金の不足を感じている人が全体の84.4%に上り、明日からセカンドライフに入るという時に宝くじで1億円当選したとしても、約60%が、「年金だけでは充実したセカンドライフを送れない、これからの生活費に充てていく」と回答するなど、セカンドライフに向けた資金面での不安を強く感じている割合が高いことが判明した。
調査によると、夫婦二人がセカンドライフをおくる上で必要な「月々最低限の日常生活費」は、平均金額で25.9万円となっているが、趣味・旅行・美味しいものを食べる等の余裕あるセカンドライフをおくることを考えた場合には、平均で40.5万円の生活費を希望している。また、物価等が上昇した場合「公的年金だけでは普通の生活はおくれない」と思っている人が87.7%に上っている。
家計の無駄を少しでも省く努力をした上で、セカンドライフの準備にまわせる金額は平均で2.5万円/月。男性は2.8万円/月、女性は2.2万円/月と、男性の人が若干高くなっている。また、40・50代は金額が高い傾向がみられ、約3万円/月程度の回答が多くなっている。
また、セカンドライフに向けた金銭的な準備として、実際に「計画に基づいてすでに準備を始めている」または「計画性はあまりないが準備だけは始めている」と回答した人は、20代男性で33.0%、30代男性で44.0%など年齢が若くてもセカンドライフ意識が高い人は早くから金銭的準備を開始しているものの、全体では41.7%と半数に満たず、準備をしている人でもその平均積立金額は3.4万円/月と低い傾向にある。準備開始理想年齢としては、平均36.1歳となっており、20・30代は「もう少し経ってからでもいい」に対し、40・50代は「もっと早くから始めておけば良かった」という回答が多くみられた。
リスク型金融商品(株価や為替相場にあるような元本割れするリスクのある外貨預金・投資信託・株式など)については、過半数(55.8%)が今後の購入意向を示しており、特に男性20代・30代では、「購入経験があり今後も購入を検討していきたい」(31.5%)「購入経験はないが今後は購入を検討してみたい」(24.3%)と、積極的な購入意向がみられた。
「購入経験があり今後も購入を検討していきたい」は、男女とも年代が上がるにつれ高くなる傾向があり、特に男性では、40代男性が最も高く47.0%だった。いっぽう、リスク型金融商品に対しての考え方は「リスクとリターンのバランス性を重視し安定的に増やしたい」が32.1%と最も多くなっている。
セカンドライフに必要な保障の優先順位については、「老後の生活資金」「医療保障」「介護保障」「死亡保障」の順となっており、優先度1位もしくは2位に「老後の生活資金」を挙げた人は全体の87.3%、「医療保障」は77.8%となった。老後生活資金と医療保障が、セカンドライフを送る上での基本保障と捉えられていると言える。
同社では、調査を通じて、今回関心が高まっているセカンドライフの資金準備のための商品など、日本の利用者の真のニーズに応える最先端の商品開発を進める方針。
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