松下電器産業株式会社は、同社が目指す「新たなくらし価値」を分かりやすく一軒の家の形で提案する、情報受発信拠点「Eco
& Ud HOUSE(イーユーハウス)」を、東京・有明の「パナソニックセンター東京」敷地内に設立した。一般の利用者への正式オープンは、2006年1月4日を予定している。
「イーユーハウス」は、「ECO」(環境共生のエコロジー・家計を応援するエコノミー)と、より多くの人に使いやすい「UD」(ユニバーサルデザイン)で、快適で豊かな生活空間を目指し、家まるごとで「新たなくらし価値」を提案することを目的に設立した。この新たなくらし価値の指標として、ファクターX1の考え方を導入。2010年を想定し、1990年と比較して生活の質を2倍に向上させ、環境への影響レベルを0.4倍に減らすことにより目標を家まるごとでファクター5に設定している。
「イーユーハウス」は、家を基点とした幅広い事業展開をしている松下電器・松下電工・パナホームの3社の技術・ノウハウを結集し、家電製品はもちろん、家・建材・設備機器まですべて松下グループの製品で構成している。
建物は2階建てで、1階は「コンセプトルーム」「インテリジェントセキュリティ玄関」「エネルギーコーナー」「バス・サニタリー」「エコ・UDキッチン」「ユビキタスリビング」で構成、2階は「ハイクオリティホームシアター」「快眠寝室」など主に合計8つのシーンで構成している。
環境配慮では、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを中心に、太陽光発電を補助に使い、HEMS(ホ-ムエネルギーマネジメントシステム)でお湯や電気を効率的に使う創エネ・省エネのライフスタイルを提案。また、真空断熱材(U‐Vacua)を壁面、バスタブ・シャッターなどに利用することで、空調や給湯負荷を低減し省エネを図っている。
ユニバーサルデザインでは、床の段差を極力なくし、車いすを利用する人にも使いやすいように広い通路を確保。居住者の将来も想定して手すりや握りバーも要所に配置し、家具や造作の角を丸めている。また、無理な姿勢で操作をしなくてもいいようにビルトイン機器は最適な高さに配置。座って調理ができるキッチンや、楽な姿勢で使えるバス・洗面などの工夫、わかりやすい操作ボタンや音声案内などだれもが使いやすいアイデアを随所に盛り込んでいる。
松下グループでは、この「イーユーハウス」を通じて、新たなくらしの提案と利用者とのコミュニケーションを行い、「生活快適ソリューション」に取り組んでいく方針。
フロア図

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