NOVAグループの株式会社ギンガネットは、聴覚障害者緊急災害情報保障訓練(主催:NPO法人CS障害者放送統一機構)にて、NOVAお茶の間留学で実績のあるIPテレビ電話「ギンガネット電話」を活用した、“聴覚障害者向け緊急災害放送の生中継”の実証実験を行う。
CS放送(通信)局「目で聴くテレビ」は、聴覚障害者向けの手話と字幕の独自番組とともに、各局の番組に字幕を付加し放送している。現在、「目で聴くテレビ」放送センター(大阪府)や字幕入力スタジオ(東京都、大阪府、広島県)は、全国放送の番組は受信できるが、災害地のローカル局で放送される災害情報番組は受信できないため、災害発生時には中継車と字幕入力の専門家が直接、災害地へ出向いて中継を行っている。そのため、災害発生直後、字幕入力者等が災害地に到着するまでの間、字幕入りの災害情報番組を放送できない問題がある。
今回の実験では、“訓練会場[仮想災害地]の中継スタジオ(静岡県)”と“字幕入力スタジオ(広島県)”を「ギンガネット電話」で接続し、訓練の模様を「目で聴くテレビ」に生放送する。字幕入力者は、訓練の模様を広島の字幕入力スタジオから「ギンガネット電話」を使って遠隔で確認しながらリアルタイムに字幕入力をする。字幕入力者は、現地に行かずとも字幕入力作業を行うことができ、この仕組みにより、より迅速な緊急災害情報放送の提供が可能となると期待される。そのほか、今回の訓練では、「ギンガネット電話」を使った「遠隔手話通訳」などの実験を行う。
ネットワークイメージ図

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