東京都は、社会貢献的な精神で後見業務に携わる「社会貢献型後見人」を目指す人のための基礎講習を実施する。
成年後見制度を必要とするだれもが、適切な後見人を得ることができるようになるためには、後見人の裾野を拡げることが重要であることから、都では、これまでの人生で培った経験を活かしながら、社会貢献的な精神に基づき、各区市町村等において後見業務を担う意欲のある都民等を「社会貢献型後見人」の候補者として養成する。
現在後見業務を担っている親族や弁護士等の専門家以外に、成年後見制度の趣旨と内容を理解し、社会貢献的な精神で後見業務を担う人を、都では「社会貢献型後見人」と称する。また、この名称は、法律で規定されている名称ではない。
基礎講習を修了した人は、都が提示する区市町村の推進機関等に登録し、後見人の補助等の様々な活動を通じて経験を積んだ後、適性に応じて家庭裁判所による選任を経て、実際の後見業務を担うこととなる。後見業務は、法律で定められた類型(補助、保佐、後見)により、個々のケースごとに家庭裁判所の審判により規定される。本人の財産の把握と管理、福祉サービス利用のための契約、悪質な訪問販売等からの保護などが想定される。
基礎講習は、2006年3月に5日間で実施。カリキュラム等は現在検討中だが、制度に関する法的知識や権利擁護等について演習を含めた講習を行う予定。
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