株式会社エイチ・アイ・エス(H.I.S.)関東営業本部「バリアフリートラベルデスク」は、観光・遺跡の説明を手話で受けることができる「手話のできるスタッフ同行カンボジア・アンコール遺跡観光5日間ツアー」の販売を開始した。
ツアーは、H.I.S.「バリアフリートラベルデスク」に所属する、海外旅行経験豊富な聴覚障害を持つスタッフにより企画された。このため、参加者の人々は情報や経験不足からくる従来の海外旅行にある不安を感じることなく、同じ障害を持つ人々と旅行を楽しんでもらうことが可能となった。さらに、現地の障害者自立支援組織のNGOを通じ、現地の障害を持つ人々と触れ合う機会もあり、個人旅行では交流の難しい現地の人との国際交流を深める事ができる内容も設けたツアーとなっている。
世界遺産のアンコール遺跡があるカンボジア・シェムリアップは人気の観光地。しかし、今までのツアーは、聴覚障害を持つ人々にとっては楽しみづらい所が多々あった。個人で旅行をしたい希望のある聴覚障害を持つ人々の、「観光説明を手話で行って欲しい」という要望を受け、今回の商品化に至った。
ツアーでは、日本より手話のできるスタッフが同行し、遺跡などの観光ポイントを手話と、書面による案内を併用して説明する。また、日本語の口語、筆記可能な現地ガイドも同行する。
同社では、障害を持つ人々に“自由自在でリーズナブルな海外旅行を楽しんで欲しい”という思いから、2002年11月に「バリアフリートラベルデスク」を発足した。現在年間約500人ほどの利用者に利用されており、リピーターも増えている。同社では今回の「手話のできるスタッフ同行カンボジア・アンコール遺跡観光5日間ツアー」など、障害を持つ人々の要望に応える商品を今後も開発する方針。
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