日本セイフティー株式会社は、日本で初めての排泄物をラップで包み込む方式の介護用トイレ「ラップポン」を開発、さらに利便性を追求し東京工業大学との産学連携による次号機開発を開始した。
介護や看護の現場では、排泄物の処理は最も手間が掛かるデリケートな問題として重要視されている。ラップで包む清潔トイレ「ラップポン」は、そうした介護や看護の現場の声をもとに誕生した。初号機の「ラップポン・オリジン」は、病院や施設の現場からホームユースとして幅広く利用されているほか、同社調査によると、介護トイレを利用中または利用経験のある家族の約70%が、あと片付けの負担を軽減する「ラップポン」を利用したいと回答している。
「ラップポン」は、新開発の5層構造の防臭フィルム使用により排泄物を密閉し、臭いを防止。排泄物を一回毎にラッピングし、ラップポン本体下部の引き出し部分より取り出す形式を採用することにより、面倒な洗浄等の作業を省略できる。
専用の凝固剤「カタメルサー」は、「おから」と「茶カテキン」でできている環境型商品。また、ラップ済みフィルムは、オムツと同様の処理が可能で廃棄も簡単な方式とした。
同社では、東京工業大学大学院情報理工学研究科情報環境学の清水優史教授と2005年12月に産学連携契約を締結。清水教授は、すでに介護装置開発の経験もあることからスムーズな締結となった。
現在、ラップで包み込む方式の改良、「カタメルサー」の自動投入など、プロジェクトは順調に進行しており、今回は、介護する側はもちろん、介護される側の立場からの製品開発に重点を置いているのが特徴。2006年3月末には試作機の完成を目指している。
ラップポン

ラップ済みフィルム


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