リオン株式会社は、3月3日の耳の日に向けて、従来の圧縮方式とは異なる新システム「時間率AVC(Adaptive
Volume Control)」を搭載し、周辺の音環境に対応し、自動的に使用者にとって常に聴きやすい音を提供するリオネットデジタル補聴器の新シリーズ「デジタリアンAシリーズ」3機種を、2006年2月24日から発売する。
今回発売するリオネットデジタル補聴器「デジタリアンAシリーズ」は、聴こえのオールラウンダーをテーマに、従来の圧縮方式とは異なる新システム「時間率AVC」を採用している。
「時間率AVC」は、利用者の周辺の音環境を32バンドに分割し、それぞれが独立して静かな環境では利得(利得トランジスターなどの増幅器で、入力に対する出力の比)を上げ、騒がしい環境では利得を下げることにより、周辺の音環境に合せて自動的に聴きやすい音の大きさに調整する。ハウリング(ピーピー音)をバンドごとに検知し、そのバンドの利得だけを下げることで抑制するため、聴こえの影響が少なくなっている。
「時間率AVC」が、利用者の聴こえの快適な大きさに合せて、小さな音ははっきり聴こえるところまで大きく、大きな音は快適な大きさにするため、圧縮方式とは異なる自然な聞えを得ることができる。
補聴器に入ってくる音の大きさが変化すると、「時間率AVC」が必要に応じて、利得をゆるやかに変動させるため、初めて補聴器を装用される人にも違和感が少なくなっている。なお、突然の大きな音に対しては、出力制限装置が瞬時に音を抑える。
補聴器に限らず電池で作用する製品のほとんどは、電池の極性(+/-)を正しく挿入する必要がある。補聴器が小さくなるにしたがって、使用する電池は小さくなり、さらにボタン電池の極性が判別し難いという難点がある。リオネット補聴器では、この課題を解消するため、電池をどちら向きに入れても補聴器が正しく動作する「おまかせ回路」を独自に開発し、特に高齢者などから好評を得ている。
デジタリアンAシリーズでは、この「おまかせ回路」をスーパーミニカナール(CIC補聴器)で初めて搭載した。これにより全機種で「おまかせ回路」を搭載でき、補聴器に電池を搭載する際、いちいち極性を確認するわずらわしさを解消した。
そのほかの特徴としては、電池の交換時期を知らせる「電池交換お知らせアラーム」、2種類の聞こえが選べる「マルチメモリー機能」(HI-G5A除く)、左右の補聴器が区別しやすい「カラーシェル」(無料オプション:HI-G5Aのみ)、携帯電話ノイズ対策(HB-G2AはCDMA方式を推奨)などがある。
デジタリアンAシリーズ スーパーミニカナール(CIC補聴器)HI-G5A(無料オプションのカラーシェル仕様)

デジタリアンAシリーズ カナールエイド
HI-G2A

デジタリアンAシリーズ 耳かけ形 HB-G2A

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