テルウェル東日本株式会社は、広く介護予防事業の普及を目指した事業展開を目標に、自治体と、介護事業者向けに、予防事業の導入コンサルテーションや人材教育事業を含む介護予防支援ASPサービスを4月より提供する。また、エヌ・ティ・ティアイティ株式会社は、システム構築運用保守の経験を基に、同サービスの保守運用を担当する。
今年4月、介護予防を重視した改正介護保険制度が施行される。1月にはサービス内容と報酬体系についての発表があり、その中で、生活の自立を促す目的の介護予防サービスとして、運動機能の向上、栄養改善、口腔機能向上が課されることが明記された。そのため、今までの“受けるサービス“から“自立を促すサービス“の形態への変化と、3つの改善の柱の施策を取り入れる必要があり、介護事業者・地域包括支援センターの事業推進体制の整備が急務になっている。
NTTグループでは、昨年7月より、介護予防システムを活用したトライアルを実施してきたが、介護保険認定者向けの介護予防施策において、運動機能の向上など良好な結果が得られた。
日本電信電話株式会社(NTT)は、同トライアルを通じて、新予防給付で対象となる運動機能の向上、栄養改善、口腔機能向上のメニューを備え、健診から指導までをトータルに支援するシステムを完成。
テルウェル東日本は、同システムを採用し、自治体・介護事業者向けに、予防事業の導入コンサルテーションや人材教育事業を加えた介護予防支援ASPサービスを4月より開始することを決定し、受付を開始した。
介護予防支援ASPサービスは、利用頻度によらない月々定額制のASPサービス。「転倒骨折」、「尿失禁」、「低栄養」、「口腔障害」、「閉じこもり」などによる「寝たきり」を予防する指導プログラムに加え、健診の実施・分析までも包含し、介護予防事業をきめ細かくトータルに支援する。また、介護保険認定者から地域支援事業対象者、そして、自立高齢者向けに広く提供できる指導メニューを用意しており、運動機能の向上などの指導プログラムは東京都老人総合研究所の監修によるものとした。また、事業の導入コンサルテーションや人材教育事業も提供する。
メニューは、「運動機能の向上」として、転倒骨折予防には、介護認定者向け運動、ハイリスク者向け運動、自立上級者向け太極拳の3種類を用意。尿失禁予防はハイリスク者向け運動。さらに、フットセルフケアを行う。
「栄養改善」メニューとしては、栄養士との面談、献立の検討を行う。「口腔機能向上」メニューとしては、口腔機能の解説と運動を行う。価格は、月々定額98,000円を予定。回線、プロバイダ費用、と、導入コンサルテーションや人材教育等の費用は別途必要となる。
介護予防システム概要

転倒骨折予防のための介護認定者、ハイリスク者向け指導プログラム

転倒骨折予防のための自立上級者向け指導プログラム

フットセルケア指導プログラム

口腔機能向上のための指導プログラム

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