積水ハウス株式会社と株式会社りそな銀行は、シニア層の住宅建替・増改築ニーズに応えるため、リバースモーゲージ型の新型ローンを開発し、4月末日を目処に取扱いを開始する。
リバースモーゲージ型の新型ローンは、元本据置で毎月の利息のみを支払うことも可能。また、元本の随時返済や、新たに資金需要が発生した場合の随時借入れ(当初融資額を限度)ができるという特徴をもっている。この新型ローンは、従来型の生活費を生涯融資し続けるリバースモーゲージのシステムと異なり、住宅建築資金面で不安が残る人々に、新たな選択肢を提供するもの。
2003年住宅需要実態調査(国交省)によると、住宅に不満を持つ世帯は全世帯の40%以上にのぼり、その中でも特に高齢者への配慮に対する不満が70%近くになっている。いっぽうでは住宅改善希望者の約半数が資金不足等により計画を断念しているというデーターもある。とくにリタイヤ後の高齢者は今後の収入や将来の生活費に不安もあり、住宅の建替や増改築に対して消極的な行動が見受けられるという。
同社ではこのリバースモーゲージ型の新型ローンの導入により、少子高齢化社会の到来に向けて、豊かな老後をおくるための新しい選択肢を提案し、資金不足や将来のランニングコストに対する不安を払拭し、それらの理由により建替えや増改築を断念せざるを得なかったシニア世帯に対し、需要の掘り起こしを行おうとするもの。
新型ローンの特徴は、返済に通常の元利均等返済タイプに加えて期限一括返済タイプを取り入れたこと。期限一括返済タイプは、毎月は元本の返済の必要がなく、利息のみの返済となる。また、当座貸越を利用すれば、余裕のあるときに繰上返済をして金利負担を減らし、必要なときに当初の融資額の範囲内で再度借り入れができる。そして、本人(単身)あるいは夫婦とも亡くなった場合に残債を完済してもらう仕組みとなっている。
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