株式会社内田洋行は、日本IBMの協力のもと、自治体や病院などの公共分野における高齢者や身障者などの人にも音声や文字拡大、見やすい画面配色などで、「だれもがいつでも必要なときに自身で知りたい情報」を閲覧、作成できる「Webアクセシビリティ・ソリューション」分野を強化する。
具体的には、ホームページ(HP)利用者のアクセシビリティの向上をHPの制作者サイドと、閲覧者サイドの両方から達成しようというもので、HPのコンテンツを作成・支援する段階でのアクセシビリティの確保のために内田洋行のCMSソフト「AssetNow
Gov」を、またHPの閲覧を支援するソフトとして日本IBMの「Easy
Web Browsing(旧名称:らくらくウエブ散策)」を併売する。
この結果、内田洋行はCMSソフト「AssetNow
Gov」と閲覧支援ソフト「Easy Web Browsing」の両製品を両社の販売パートナーを介して相互補完的に一括して販売することが可能となり、より一層公共市場への製品・マーケティング力の強化が図れることになる。
技術の進歩が激しい最近のネット社会では、画像や動画を多用した高精細でカラフルな画面表示など、情報コンテンツの発信がますます高度で緻密になっているが、一方では高齢者や障害者、PC操作に不慣れな人などへの対応はさらに難しくなっている。
このため、「だれも」が「いつでも」「知りたい情報を」一般者と同様に閲覧するためのアクセシビリティの向上は、現在の高度情報社会においては緊急かつ重要な課題として各方面で論議され指摘されている。すでに、2004年には障害者基本法が改正され、政府・企業などが積極的にアクセシビリティの向上に取り組むことが求められると同時に、HPに関しても同年6月、JIS規格「高齢者・障害者等配慮設計指針」が制定され、特に自治体HPなど公共分野におけるアクセシビリティの確保は緊急の課題となっている。
「AssetNow Gov」は、専門知識がなくても簡単にコンテンツ作成(情報発信)が可能で、アクセシビリティに配慮され、全体で一貫性のあるデザイン、ナビゲーションを採用。自治体専用テンプレートの提供や、複数の編集者による同時運用と承認ワークフロー機能、公開スケジュール管理機能などを備える。また、日経BP社「e都市ランキング」等のアクセシビリティ評価でほとんどの導入ユーザーが高得点を獲得している。
「Easy Web Browsing」は、文字拡大・音声読み上げや、大きなボタンでの簡単・直感的な操作を実現。見やすい画面配色を選択可能で、閲覧画面の拡大/縮小、日本語漢字「ふりがな」機能、日本語/英語/韓国語/中国語などの多言語対応、情報KIOSK端末対応などを実現したほか、PDFファイルの読み上げにも対応する。2004年度には経済産業省のグッドデザイン賞を受賞している製品。
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