厚生労働省は、2005年度における障害者の職業紹介状況を公表した。ハローワークにおける障害者の職業紹介業務の推進については、2003年度から年間の障害者就職件数の数値目標を設定して取り組んできており、2003年度、2004年度ともに目標を上回る実績を上げてきた。
2005年度においても、上半期において対前年同期比9.9%の高い伸びとなったことから、昨年10月に、当初目標の「2004年度を上回る件数を確保することを目指す」から「2004年度における対前年度伸び率と同水準の伸び率(9.1%、就職件数に換算して39,136件)の実現を目指す」へと目標の上方修正を行い、積極的に業務を推進してきたところ。
この結果、2005年度の就職件数は、上方修正後の目標(=対前年度比9.1%の伸び)には達しなかったものの、対前年度比8.4%増の38,882件と、過去最高の就職件数となった。新規求職申込件数も、対前年度比4.8%増の97,626件と、同様に過去最高となった。
最近数年間の傾向としては、知的障害者と精神障害者の就職件数の伸びが著しく、特に、知的障害者の就職件数が、初めて年間1万件を突破した。職業別の就職状況では、生産工程・労務の職業が最も多いが、専門的・技術的職業、サービスの職業の伸びが大きい。
改正障害者雇用促進法と障害者自立支援法が施行され、福祉から一般雇用への移行による障害者の自立の推進への期待が高まっている中、同省としては、今年度においても、障害者の就職件数について対前年度2,500件増との目標を設定し、きめ細かな職業相談・職業紹介の実施、各種雇用支援策の活用等により、障害者の職業紹介業務を積極的に推進する。
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