亀田製菓株式会社は、お米創造事業部/お米科学研究室から、咀嚼(そしゃく、食べ物を良く噛み砕くこと)や嚥下(えんげ、のみくだすこと)の機能が低下した人のおやつとして「ふっくらおはぎ」を、全国の病院や介護老人施設に向けて販売開始した。
「ふっくらおはぎ」は、2000年11月から咀嚼や嚥下の機能が低下した人に向けて販売している「ふっくらおかゆ」の技術を活かした、新しいタイプの飲み込みやすい「おはぎ」。ユニバーサルデザインフード区分3の規格を取得した、舌でつぶせるやわらかさが特長となっている。「ふっくらおはぎ」や「ふっくらおかゆ」は、新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔生理学分野山田好秋教授との共同研究により研究開発した商品。
近年、高齢化社会を迎え、咀嚼や嚥下に障害のある人が著しく増えている。このような障害のある人は誤って食べ物を気管にいれてしまう「誤嚥(ごえん)」による肺炎や、食事が取り難くなって低栄養状態を起こしやすいなどの問題があった。
同社では、医療現場に従事する医師・言語聴覚士・栄養士等の専門家の人々から、ニーズ調査を続けてきており、結果、高齢者の人は食が細くなり、カロリーを補う目的で「おやつ」は重要な食事になっていることが分かった。しかし咀嚼・嚥下に問題のある人向けの「おやつ」は少なく、「おかし」に対する現場のニーズは強いのものがあった。そこで高齢者の人が好む「あんこ」を使用し、「誤嚥し難く、かつ飲み込みやすくする」技術を加えて「ふっくらおはぎ」を開発した。
ふっくらおはぎ

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