株式会社ワイズギアは、高齢者社会におけるこれからの新しいライフスタイルを提案し、国内初の電動乗用ビークルとなる「楽楽(らら)」を全国発売した。
「楽楽」は、「乗りたくなる楽しいデザイン・簡単で扱いやすい操作性・周辺環境を考慮したクリーン&サイレントな電動駆動」をコンセプトに、車いす利用者の利便性・快適性はもちろん、介助者の負担軽減も両立し、移動を楽しく楽にすることを追求した電動駆動の乗用ビークル。テーマパークや動物園、アミューズメント施設などの、広大な面積を有する施設園内での利用を主眼に企画開発した。一般道路などの走行は不可となっている。
急激に進む高齢化社会を背景に、福祉に対する社会的関心は年々高まっている。モーターサイクルを中心に周辺用品や部品の製造・卸・販売を行っている同社では、「ファッション性と安全性の両立」をテーマに2001年11月に福祉関連用品事業に参入。それまで培った顧客視点の開発姿勢の下、製品の素材や加工技術などのノウハウもフィードバックし、高齢者用電動カート用ルーフなど、「安全性」に加え、「ファッション性」や「操作性」、そして「楽しさ」を盛り込んだ製品づくりを実践してきた。
日頃使っている車いすに乗車したまま乗ることができるので、移乗の必要がない。株式会社GKダイナミックスの協力を得て、従来の福祉機器にはなかった移動が楽しくなるデザインを採用。外観演出のみならず、使いやすい機能をカタチにした。
自然を楽しむような施設や多くの人出で賑わう施設での利用を主眼にしているため、周辺環境をそこなわない、クリーンで静かな電動駆動とした。走行時にはストッパーにもなるスロープを使って、車いすをキャリア部分に載せ、固定ベルトと車いすのハンドブレーキにて固定。走行中の運転操作は同乗する介助者が行うが、ハンドルとアクセルだけの簡単操作で、速度コントローラーにより事前にスピードが設定できる。また、同社では、運転は普通乗用車免許を有する人を推奨する。
高齢者が高齢者を介助するケースや介護・老人保健施設等で一度に多くの高齢者を一人でケアするケースが増えるなか、負担軽減は、介助される人、する人、両者にとって多くのメリットがある。車いす利用者の利便性を高め外出機会を提案する新しい乗り物として、また、施設の付加価値要素として、テーマパークや動物園はもちろん、各施設関連への提案を今後展開していく。税込み価格は、819,000円。同社では、国内年間300台の販売を計画している。
電動乗用ビークル「楽楽(らら)」



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