株式会社ジェイティービーのJTBロイヤルロード銀座支店は、東京大学の企画協力により、知的好奇心の強いシニア層を対象とした古代ローマ時代の遺跡発掘現場を見学する「知」の体験学習ツアーを実施する。
2002年よりイタリア・カンパーニャ州ソンマ・ヴェスヴィアーナ遺跡の発掘調査を行ってきた東京大学とJTBロイヤルロード銀座が協力して発表するもので、ツアー名は「青柳正規東京大学名誉教授がご案内する第二のポンペイソンマ・ヴェスヴィアーナ遺跡発掘現場見学と皇帝たちのリゾート地をめぐるナポリ・ローマ8日間」とした。出発日は、2006年8月23日(水)、または10月4日(水)で、旅行代金は498,000円より設定している。
ツアーは、古代ローマ歴史的考古学の世界的権威で国立西洋美術館館長の青柳正規東京大学名誉教授が、発掘のリーダーを務める「ソンマ・ヴェスヴィアーナ遺跡」の発掘現場を案内。初代ローマ皇帝アウグストゥスの別荘と推定される建造物や彫刻などの出土品などその学術的価値や歴史的意義、プロジェクトの活動内容について説明する。行程中2日目、3日目の同行が予定されている。
ソンマ・ヴェスヴィアーナ遺跡のほかにも、世界遺産ポンペイをはじめとして、エルコラーノ、オプロンティスなどの遺跡についても青柳名誉教授が案内する。ローマ皇帝たちのリゾート地であったナポリ、紺碧の海・地中海に面した世界遺産アマルフィ海岸、ローマ近郊にあり皇帝たちの舟遊び場だったネミ湖の訪問なども特色となっている。
ソンマ・ヴェスビアーナ遺跡とは、イタリア共和国カンパーニャ州ソンマ・ヴェスヴィアーナ市にあるローマ時代からの遺跡。ナポリから東に約25kmに位置する。有名なポンペイ遺跡同様ヴェスヴィオ火山の火山灰に埋もれた遺跡で1930年に発見され、その規模と豪華さから初代ローマ皇帝アウグストゥスの別荘ではないかと推察されていたにもかかわらず、資金不足のため2002年に東京大学が調査をはじめるまで約70年間発掘が中断されていた。その歴史的価値はこれからの発掘調査により徐々に明らかになってくると思われるが、初代ローマ皇帝の別荘と推定される建物や彫刻が出土するなど、第2のポンペイとしてその歴史的価値は非常に高い遺跡と見られている。
東京大学が2002年より発掘調査を開始し、考古学のみならず火山学、地質学、建築学、情報処理学など多角的にこの遺跡を研究している。発掘が進むに従って東京大学としてこのプロジェクトの研究成果を広く深く知らしめたいという考えから、JTBにおいて「匠人が設計する旅」等でテーマ性の強いツアーを数多く手がけているロイヤルロード銀座に企画面において協力。発掘チームのリーダーである青柳名誉教授がコースを監修し、かつ実際現地にて遺跡発掘現場を案内もらうという形で今回のツアー実現となった。
問合せ先
- JTBロイヤルロード銀座支店:03-3572-5899
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