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65歳以上人口は3.7%上昇し、総人口比21.0%に

−総務省、「2005年国勢調査抽出速報集計結果の概要」−

2006/07/19(Wed.)

大人の青汁
 総務省は、「2005年国勢調査抽出速報集計結果の概要」を公表した。2005年の人口(1億2776万人)を年齢3区分別にみると、15歳未満人口は1740万人(総人口の13.6%)、15〜64歳人口は8337万人(同65.3%)、65歳以上人口は2682万人(同21.0%)となっている。

 これを2000年と比べると、15歳未満人口は107万人(5.8%)減、15〜64歳人口は285万人(3.3%)減、65歳以上人口は481万人(21.9%)増となっている。また、総人口に占める割合は、15歳未満人口が1.0ポイント低下したのに対し、65歳以上人口は3.7ポイント上昇しており、国内の人口構造は少子・高齢化が進行している。

 65歳以上人口(老年人口)は2682万人で、総人口に占める割合は21.0%と調査開始以来の最高を更新している。総人口に占める老年人口の割合の推移をみると、1950年以前は5%前後で推移していたが、その後は拡大が続き、1985年には10%を超え、次第に拡大幅を広げている。特に後期高齢者(75歳以上人口)は、2000年と比べると、317万人(35.2%)増と大幅に増加している。老年人口の割合について諸外国と比べると、国内はイタリア(20.0%)を超え、世界で最も高い水準となった。

 老年人口の割合を都道府県別にみると、秋田県が28.1%と最も高く、次いで島根県が28.0%、高知県が27.1%などとなっている。一方、最も低いのは埼玉県で16.9%、次いで神奈川県が17.3%、沖縄県が17.4%などとなっている。これを2000年と比べると、奈良県の5.0ポイント増を最大とし、すべての都道府県で上昇しており、全国的に高齢化が進行している状況にある。

 15歳未満人口(年少人口)は1740万人で、総人口に占める割合は13.6%と調査開始以来の最低を更新している。総人口に占める年少人口の割合の推移をみると、1945年以前は36%台で推移していたが、第1次ベビーブーム後の1950年以降縮小が続き、1975年には第2次ベビーブームによる出生率の上昇により一時拡大したものの、1980年には再び縮小に転じ、その後も縮小が続いている。年少人口の割合について諸外国と比べると、国内はブルガリア(13.8%)、イタリア(14.0%)などより低くなり、世界で最も低い水準となった。

 年少人口の割合を都道府県別にみると、沖縄県が18.9%と最も高く、次いで滋賀県が15.2%、佐賀県が15.1%などとなっている。一方、最も低いのは秋田県と東京都で共に11.7%、次いで大分県が12.4%などとなっている。これを2000年と比べると、鹿児島県の2.4ポイント減を最大として、すべての都道府県で低下しており、全国的に少子化が進行している状況にある。

 15〜64歳人口(生産年齢人口)は8337万人で、総人口に占める割合は65.3%となっている。総人口に占める生産年齢人口の割合の推移をみると、1950年以前は60%弱で安定して推移していたが、その後は拡大を続け、第2次ベビーブーム期の出生人口が15歳以上に達した1990年には調査開始以来最も高くなったが、この時をピークにしてその後は縮小が続いている。生産年齢人口の割合について主要先進国(フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、カナダ、アメリカ合衆国)と比べると、国内はフランス(65.2%)に次いで低い水準になっている。

 生産年齢人口の割合を都道府県別にみると、埼玉県が69.0%と最も高く、次いで東京都が68.7%、神奈川県が68.6%などとなっており、これらを含む11都府県で全国平均(65.3%)を上回っている。一方、最も低いのは島根県で59.1%、次いで鹿児島県が59.9%、岩手県が60.1%などとなっている。これを2000年と比べると、大阪府の4.0ポイント減を最大とし、すべての都道府県で低下している。

 65歳以上親族のいる一般世帯数は1798万世帯で、2000年と比べると、294万世帯(19.5%)増となっている。一般世帯に占める割合は、1995年の29.1%から2000年には32.2%、2005年には37.3%となっており、高齢化の進行を反映している。

 65歳以上の親族のいる一般世帯数を家族類型別にみると、「核家族世帯」が875万世帯と最も多く、次いで65歳以上の人が子供夫婦や孫などと同居しているなどの「そのほかの世帯」が519万世帯となっており、「一人暮らし高齢者」は405万人となっている。65歳以上親族のいる一般世帯の家族類型別割合の推移をみると、「核家族世帯」と「一人暮らし高齢者」の割合が急速に増加している。

 「一人暮らし高齢者」(405万人)は、2000年と比べると、102万人(33.5%)増となっており、また、65歳以上人口に占める割合も15.1%と、2000年(13.8%)と比べると1.3ポイント上昇している。

 これを男女別にみると、男性が113万人、女性が292万人で、女性が男性の2.6倍になっている。また、「一人暮らし高齢者」の65歳以上人口に占める割合は、男性が9.9%、女性が18.9%となっており、高齢男性の10人に1人、高齢女性の5人に1人が一人暮らしとなっている。


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