キユーピーは、「キユーピーやさしい献立シリーズ」で、「区分1容易にかめる」レベル(かたいものや大きいものがやや食べづらい方対象)の味や見た目のおいしさなどをさらに向上し、4品を新発売、3品をリニューアルする。また、パッケージの表示も見やすく改良した。
2006年4月に改定された「介護保険制度」では、要介護になる前の「介護予防」に重きがおかれ、在宅介護の推進や、食事・栄養の重要性が唱えられるようになってきた。またいっぽうで、量販店などでも高齢者用コーナーが充実してきている。日本介護食品協議会の発表によると、ユニバーサルデザインフードのロゴマーク付き商品の統計調査で、2005年は生産量が前年比150%と増加している。
今回、パッケージのユニバーサルデザイン化として、裏面には、ひとめでわかるように絵文字で製品の扱いの注意表示をし、「温め方・召し上がり方」などをわかりやすく表示した。表面には、たんぱく質やカルシウムなどの栄養強調表示を入れた。
また、今回新製品となるのは、「赤魚と根菜の煮つけ」「煮込みハンバーグドミグラスソース仕立て」「さわらと根菜の含め煮」「貝柱とマカロニのグラタン風」の4品、リニューアル品となるのは、「けんちん風煮込み」「鶏だんごの野菜煮込み」「海老だんごのかきたま」の3品。税込価格は、それぞれ250円となっている。
同社の介護食は1998年10月に発売し、1999年8月からは「やさしい献立」シリーズとして展開してきた。他社にはない「区分1容易にかめる」レベルの商品をはじめ、ユニバーサルデザインフード4区分すべての区分がそろい、さらに、水分補給・嚥下補助のためのとろみ調整商品など、全49品にわたる豊富な品揃えが特長となっている。
今回品位の見直しを図った「区分1容易にかめる」レベルは、歯の具合が悪く通常の食事、特にかたいものや大きいものが食べにくい人のための商品。介護の現場では、大きな具材を見ることで食欲がわき、それをスプーンでつぶし食べやすくしながら食べてもらうことが多いことから、食べやすさに加えて見た目も重要な要素となる。
高齢者の食事では、肉や魚などのたんぱく質の摂取が減る傾向にある。「キユーピーやさしい献立シリーズ」では、魚は骨を気にせず食べられ、また調理により固くなり食べにくくなりがちな肉はハンバーグやだんごにして、やわらかくとりやすくしている。また、家庭ではやわらかく調理するには時間と手間のかかる、レンコン、ゴボウ、たけのこなどを使用している。
新製品の「赤魚と根菜の煮つけ」は、やわらかい白身の赤魚を、大根、にんじんと一緒にかつおだしのきいた昔ながらの甘醤油味で煮つけた。魚の骨を気にせず、食べることができる。「煮込みハンバーグドミグラスソース仕立て」は、鶏肉と豆腐でつくった大きめのハンバーグを、じゃがいもやにんじんと一緒にコクのあるドミグラスソースでじっくりとやわらかく煮込んだ。「さわらと根菜の含め煮」は、さわらをごぼうやにんじんと一緒に、ほんのりしょうがをきかせた和風だしでじっくりと味を含ませた。魚の骨を気にせず、食べることができる。「貝柱とマカロニのグラタン風」は、ほんのりとチーズをきかせたクリーム感たっぷりのホワイトソースで、貝柱やマカロニ、じゃがいもを一緒にグラタン風に仕上げた。
リニューアル品の「けんちん風煮込み」は、豚肉とたっぷりの根菜類をやわらかく煮込み、けんちん風に仕上げた和風の煮物。「鶏だんごの野菜煮込み」は、やわらかな鶏肉だんごを大きめに切った野菜とともに煮込み、うす味に仕上げた。「海老だんごのかきたま」は、やわらかく仕上げた海老だんごを、たっぷりのかきたまあんと赤ピーマンやコーンで彩りあざやかに仕上げた。
パッケージの表示(裏)

キユーピーやさしい献立シリーズ「赤魚と根菜の煮つけ」「煮込みハンバーグドミグラスソース仕立て」「さわらと根菜の含め煮」「貝柱とマカロニのグラタン風」「けんちん風煮込み」「鶏だんごの野菜煮込み」「海老だんごのかきたま」

|