東京都は、障害者の一般就労への取り組みがより進むよう、2006年3月に障害者授産施設等に向けた「“一般就労”へのアプローチ(就労支援プログラム)」を策定した。また「障害者地域生活支援・就労促進3か年プラン」により、2006年度から3年間で「区市町村障害者就労支援事業」、「企業内通所授産事業」等の事業規模の拡大を目指すなど、障害者の就労支援をより強力に推進していくこととしている。今回、これらの事業展開の一環として、庁舎内において、障害者の職場体験実習を実施した。
期間は、2006年7月24日から7月28日の5日間で、実習内容は、書類整理、コピー、シュレッダー、袋詰め等の簡易作業などの事務補助とした。
対象者の募集に際しては、区市町村障害者就労支援事業と障害者就業・生活支援センター事業(都内)実施事業所の登録者で、就労の前段階として職場体験実習を必要とし、自主通勤が可能で5日間実習に専念できる人、2名のみとした。
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