株式会社ジェイティービーのJTBロイヤルロード銀座は、50歳以上の利用者を対象とした海外ブランド「旅彩彩(たびさいさい)」の下期商品、全44コースを発表した。1980年にスタートした「旅彩彩」は、今年26年目を迎える熟年旅行の草分けブランド。従来からのコンセプトである、「ゆとり」「連泊」に加え、2006年下期商品は、団塊の世代の退職を意識し、特別な体験「特別入場、お祭り、イベント」などを盛り込んだ商品を拡充した。
これまでの熟年(シルバー層)海外旅行は、従来からのコンセプトである、「ゆとり」「連泊」を基準とした周遊型旅行で、参加者の目的は、観光地を見ることだった。しかし、団塊世代の大量退職を目前に参加者の意識に変化が見られることから、今年上期にお祭りや特定の季節・期間のみ参加できるイベント、花の見頃などを盛り込んだ出発日を目玉としてツアーを発表したところ、付加価値のついている出発日への参加がこれまでに比べて顕著となった。
今年上期の「セビリアの春祭り」のコースは発売後すぐに満席となり追加設定をするなど、特別な体験が可能であるという、参加者の「目的意識」がより明確になってきた。2006年度参加者数をみると、スペイン「セビリアの春祭り、ひまわりの見頃」は286名(前年比125%)、オランダ「チューリップの見頃、レンブラント生誕400周年」は198名(前年比126%)となっている。
今回発表する下期商品では、「お祭り、貸切等」見学を含む出発日を既存コースに設定し拡充した。具体的には、ブラジル「リオのチャンピオンカーニバル」、スペイン「バレンシアの火祭」、イタリア「ベネチアのカーニバル」、フランス「ニースのカーニバル」、フランス「マントンのレモン祭り」、インド「ジャィプールの象祭り」、エジプト「ネフェルタリ王妃の非公開墳墓」、ポルトガル「リスボンの貸切路面電車利用観光」などの設定を行った。
また、ロイヤルロード銀座がオープン3周年を迎えることを記念して「バチカン・システィーナ礼拝堂」を「旅彩彩」参加者のみの特別貸切見学で鑑賞するツアーを下期に2本設定した。通常入場では大変な混雑の中で見学を余儀なくされる同礼拝堂を貸切見学で、ゆったりと見学できる。「システィーナ礼拝堂貸切見学」のほか「ヴァザーリの回廊特別入場」、「ウフィツイ美術館」、「最後の晩餐」と4つの予約制入場個所を鑑賞できる。フィレンツェでは、現地在住の画家である道原聡氏が2日間案内する。また、記念に90枚の写真入ガイドブックや絵葉書、切手などの記念品も進呈する。同社では、今年下期の販売目標は前年比156%の1,500名としている。
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