JTBは、7月からJTBホームページにおいて、旅行やライフスタイルに関するトレンドを把握し、新しいライフスタイルを積極的に提案・発信するため、インターネットによるアンケート「JTB旅のアンケートたびQ(たびきゅう)」を行っている。第3回目は、「おじいちゃんおばあちゃんと行きたい旅行は?」と題して、敬老の日(9月18日)にちなんだアンケートを実施した。65歳以上の老年人口比率が20%を超えるなど、ますます高齢化が進むいっぽう、「アクティブシニア」と呼ばれる仕事や趣味に意欲的な高齢者が出現し、高齢者の旅行に対する意欲がより積極的になっていることがわかった。
家族に高齢者がいると回答した人、また、自身が高齢者に該当する人に、旅行の行き先をたずねたところ、回答者全体では76%が、回答者本人が高齢者の場合は64%が、「国内」と回答し、近場の国内に人気が集まった。また、本人が高齢者の場合のほうが、「海外」と回答した割合が高くなっており、旅行に対するアクティブな意向が伺えた。
行き先別でみると、北海道が2位以下の地域を引き離して圧倒的に人気。上位5地域は、回答者全体、本人が高齢者の場合ともに、同じ地域がランクインした。家族旅行では2番目に人気の沖縄は、高齢者がいる家族には意外と人気が低い結果になった。いっぽう、海外で人気の地域は、世代を問わず安定した人気を誇るハワイが、圧倒的に人気。続いて近場のアジアがランクインした。
家族に高齢者がいると回答した人に、「おじいちゃんおばあちゃんと旅行に行くとすれば、どんな旅行をしたいですか?」と旅行の目的をたずねたところ、「温泉に入る」と回答した人が半数を占めた。同居の有無別にみたところ、「離れて暮らしている」人は、「温泉に入る」「旅館、ホテルでのんびり」の割合が「一緒に暮らしている」人に比べて若干高い結果となった。「離れて暮らしている」人は、旅行先で祖父母とゆったりとした過ごし方をしたいという意向がみられる。そのほか、祖父母の身体を気遣う、負担の少ない旅、一緒に思い出の土地を巡る旅など、長年にわたり社会のために尽くしてきた祖父母を敬いねぎらうような回答があった。
世代別にみたところ、本人が高齢者の場合は、回答者全体に比べて、「観光を楽しむ」の割合が6ポイント高くなっている。逆に、「温泉に入る」「旅館、ホテルでのんびり」の割合は若干低くなっており、より活動的な旅を求める元気な高齢者像が伺える。本人が孫世代にあたる10〜20代では、本人が高齢者の場合に比べ、「温泉に入る」「旅館、ホテルでのんびり」の割合が若干高くなっており、祖父母に対する気遣いが感じられる結果となった。
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