株式会社ワイズギアは、車いす用オーニング「お出かけルーフ」を開発した。「簡単で扱いやすい操作性と軽さ」「お出かけが楽しくなるファッション性」をコンセプトに、強い日射しや突然の一時的な雨を遮るなど、車いす利用者の快適性を追求、促進しようと、企画・開発した製品。
急激に進む高齢化社会を背景に、同社では「安全性とファッション性の両立」をテーマに2001年11月から福祉関連用品事業に参入。それまで二輪用品等で培った顧客視点の開発姿勢の下、製品の素材や加工技術などのノウハウもフィードバックし、電動カート用オーニングや車いす専用のクッション、バッグ、車いすのまま乗車できる施設内移動用電動ビークル「楽楽(らら)」など、安全性はもちろん、外出機会の拡大を重視し、ファッション性、操作性を盛り込んだ製品づくりを実践してきた。なかでも電動カート用オーニングについては、国内電動カートメーカーほぼ全社に供給し、2003年の発売以来、国内トップシェアを維持している。今回、「電動カート用だけでなく車いすのオーニングが欲しい」といった市場の声を受け、電動カート用オーニングで培ったノウハウを活用し、新製品を企画・開発した。
車いす用オーニング「お出かけルーフ」はルーフ部分と、車いすに固定するベースフレームからなり、ルーフを使用しない時には、ベースフレームからルーフ本体を簡単に取り外せる。また、車いすの座面幅380mmから420mmにまで対応し、ルーフの高さも利用者の座高にあわせて手軽に無段階調節できる。
本体のフレームには、軽くて耐久性にすぐれたアルミフレームを採用し、総重量は、電動カート用に比べて半分以下の2.6kgを実現。また、ルーフは風が抜けやすい設計とし、素材には撥水加工を施したナイロンを使用しているので、日射しを遮りながらも熱が内にこもらず、突然の雨にも一時的に対応できるよう配慮した。
製品のカラーやデザインには、従来の福祉関連用品に捕らわれない自由な発想と遊び心を盛り込んだ。また、好みに合わせて選べるよう、バリエーションを豊富に取り揃える方針で、発売は来春を予定している。
ワイズギア車いす用オーニング「お出かけルーフ」(ヘッドサポートはオプション)

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