セントケア株式会社は創業以来25年培ってきた訪問入浴サービスにおける付加価値サービスとして、三菱レイヨン株式会社が開発した技術をもとに、同社のグループ子会社であるMRC・ホームプロダクツ株式会社が製品化した人工炭酸泉製造装置を、訪問入浴サービス仕様へ改良し、業界に先駆け導入した。
今後、移動入浴車製造会社である株式会社デベロと共同で、主たる顧客層である高齢者の多様なニーズに対応するための高付加価値サービスとして、人工炭酸泉製造装置を利用した訪問入浴サービスの普及を図っていく。
訪問入浴サービスは、寝たきりや身体の障害で、一人で入浴をすることが困難な人のためのサービス。移動入浴車で家庭に訪問し、入浴の前後には、専門スタッフが本人の健康状態に細心の注意をはらい、湯温なども最適の条件をセットする。入浴は身体を清潔にするだけでなく、血液の循環や筋肉の代謝機能を高めるなど、大切な役割を果たす。また、気分をリフレッシュさせる精神面の効果も大きいものがある。同社では、安全で楽な姿勢での洗髪、湯温設定など専門家のこまやかな気配りと、独自の入浴可否判断マニュアルにより、しっかりした安全管理のもと、心身ともにリラックスして入浴を楽しんでもらう取り組みを行っている。
今回導入した人工炭酸泉とは、古来よりヨーロッパで伝統的医療として広く活用されてきた「炭酸泉」を人工的に創出した療養泉。特に1,000ppm以上の炭酸ガスが溶け込んだものを高濃度炭酸泉と呼び、近年医療・介護をはじめ、アスリートの治療・疲労回復、スーパー銭湯などでも利用され始めている。
高濃度炭酸泉に入浴すると、肌を包み込むようにして炭酸ガスの泡が皮膚に付着する。この炭酸ガスが皮膚から体内に入り込み、末梢の毛細血管を拡張させる。その結果、血行が改善され、高血圧症・冷え性の改善や心臓への負担軽減、乳酸などの疲労物質の分解が早まり、疼痛が改善されるなどの効果が認められている。また、弱酸性なのでアストリンゼン効果があり、肌にやさしい入浴感が得られる。介護入浴の現場では、褥瘡の予防や改善、疼痛緩和等の効果が期待されている。
訪問入浴サービスイメージ

人工炭酸泉イメージ

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