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中高年者の生活に関する継続調査の結果を公表

−厚生労働省、「第1回中高年者縦断調査」−

2006/12/27(Wed.)

大人の青汁
 厚生労働省は、団塊の世代を含む全国の中高年者世代の50歳から59歳の男女を追跡し、その健康・就業・社会活動について、意識面・事実面の変化の過程を継続的に調査する「第1回中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)」の結果の概況について公表した。

 家族の状況についてみると、「配偶者あり」は85.5%、「配偶者なし」は14.1%だった。性別に配偶者の有無をみると、男性は「配偶者あり」86.7%、「配偶者なし」13.0%、女性は「配偶者あり」84.4%、「配偶者なし」15.2%となっている。年齢階級別に配偶者の状況をみると、「配偶者あり」では「同居している」が、「配偶者なし」では「離婚または死別した」の割合が、「50〜54歳」に比べ、「55〜59歳」の人が高くなっている。

 「配偶者以外の同居者」が「いる」は72.1%、「同居していない親族」が「いる」は73.1%だった。配偶者以外の同居者の続柄をみると、「子」60.4%、「親」28.1%となっている。同居していない親族の続柄をみると、「子」56.4%、「親」42.1%となっている。

 現在の健康状態についてみると、健康状態が「よい」は80.6%、「わるい」は18.6%だった。「どちらかといえば良い」が41.7%と最も多く、次いで「良い」31.1%となっている。性別でみると、「よい」の割合は、男性に比べ、女性が高くなっているが、健康状態の内訳でみると、「どちらかといえば良い」以外の割合は、女性に比べ、男性が高くなっている。年齢階級別にみると、男女ともに「わるい」の割合は「50〜54歳」に比べ、「55〜59歳」の人が高くなっている。

 医師から診断されている病気の有無についてみると、「糖尿病・心臓病・脳卒中・高血圧・高脂血症・悪性新生物」の6つの疾病の中で「高血圧」が17.0%と最も多い。性別に医師から診断されている病気の有無をみると、「悪性新生物」以外では、「あり」の割合は、女性に比べ、男性が高くなっている。年齢階級別にみると、男女ともにそれぞれ6つの疾病が「あり」の割合は、「50〜54歳」に比べ、「55〜59歳」の人が高くなっている。

 過去1か月間に感じたことの状況についてみると、「神経過敏に感じましたか・絶望的だと感じましたか・そわそわ、落ち着かなく感じましたか・気分が沈み込んで、何が起こっても気が晴れないように感じましたか・何をするのも骨折りだと感じましたか・自分は価値のない人間だと感じましたか」の6項目の感じたことのうち、3項目でそれぞれ40%程度の人がそのように感じていた。過去1か月間に感じたことの状況をみると、「いつも」「たいてい」「ときどき」「少しだけ」を合わせた「そのように感じた」人の割合が「神経過敏に感じましたか」「気分が沈み込んで、何が起こっても気が晴れないように感じましたか」「何をするのも骨折りだと感じましたか」の3項目でそれぞれ40%程度となっている。性別にみても、その傾向は変わらない。

 病気やけがの治療や健康の維持のための費用(2005年10月中)についてみると、年齢階級の高い人が「病気やけがの治療のための費用」や「健康の維持のための費用」を「かけている」割合が高い。病気やけがの治療のための費用、健康の維持のための費用の有無を性別でみると、「かけている」の割合は、男性に比べ、女性が高くなっている。また、「病気やけがの治療のため、健康の維持のために費用をかけた」人についてみると、平均費用は、それぞれ2.0万円、1.7万円となっている。

 日頃健康維持のために心がけていることについてみると、「日頃健康維持のために心がけていることがある」は87.2%だった。その内容をみると、「ストレスをためない」が42.1%と最も多く、次いで「食事の量に注意する」41.1%となっている。性別でみると、男性は「ストレスをためない」が38.3%と最も多く、次いで「食事の量に注意する」36.0%となっている。女性は「バランスを考え多様な食品をとる」が47.6%と最も多く、次いで「食事の量に注意する」45.9%となっている。また、「お酒を飲み過ぎない」「バランスを考え多様な食品をとる」で男女差が20ポイントを超えている。

 ふだんの収入になる仕事の状況についてみると、ふだん収入になる「仕事をしている」男性は92.8%、女性は67.5%だった。年齢階級別にみると、年齢階級の高い人が「仕事をしていない」の割合が高く、女性の「55〜59歳」が36.1%で最も高い。性別に「仕事をしている」人の「仕事のかたち」の内訳をみると、「正規の職員・従業員」は、男性では59.5%、女性では26.4%、「パート・アルバイト」は、男性では3.0%、女性では40.9%となっている。

 これまでの働き方についてみると、「ひとつの企業・団体等の組織におおむね20年以上勤務している(いた)」男性は45.4%、女性は15.7%だった。「ひとつの企業・団体等の組織におおむね20年以上勤務している(いた)」が30.1%と最も多く、次いで「勤め先は変わったが、同じ分野の仕事におおむね20年以上従事している(いた)」16.8%となっている。

 仕事のための免許・資格取得の有無についてみると、今までに、「仕事のために免許・資格を取得したことがある」は44.4%だった。性別でみると、「資格あり」の割合は、女性に比べ、男性が高くなっている。

 取得した免許・資格の種類についてみると、仕事のために取得した免許・資格は、「運輸・通信関係」が最も多い。今までに、仕事のために取得した免許・資格の種類をみると、「運輸・通信関係」が39.0%と最も多く、次いで「事務処理関係」26.7%となっている。性別でみると、男性では「運輸・通信関係」「定置機関・建設機械運転・電気・建設・土木工事・そのほか関連」、女性では「事務処理関係」「医療・保健衛生・社会福祉」の割合が多くなっている。

 仕事のための能力開発・自己啓発の状況についてみると、「仕事のための能力開発・自己啓発をした」は25.9%だった。その内容をみると、「勤め先が開催する研修に参加した」が15.0%と最も多く、次いで「関係書籍を購読した」11.7%となっている。能力開発・自己啓発をした人の割合を性別でみると、女性に比べ、男性が高く、年齢階級別にみると、「55〜59歳」に比べ、「50〜54歳」の人が高くなっている。

 60歳以降の生活設計での生活のまかない方(主なもの3つまで)についてみると、年齢が高くなるに従って、「公的年金」の占める割合が高い。60歳以降の生活のまかない人をみると、「60〜64歳」では「働いて得た所得(本人)」が51.6%と最も多く、「65〜69歳」「70歳以降」では「公的年金」が69.5%、71.9%と最も多くなっている。

 仕事の希望についてみると、60歳以降も「仕事をしたい」は、70.9%だった。60歳以降の仕事の希望の有無をみると、「仕事をしたい」70.9%、「仕事はしたくない」24.4%となっている。性別でみると、「仕事はしたくない」の割合は、男性に比べ、女性が高くなっている。

 「仕事をしたい」人について、いつまで仕事をしたいかをみると、「可能な限り仕事をしたい」が64.4%と最も多く、具体的な年齢を示した人の中では、「65歳」が最も多くなっている。

 社会活動等の状況でのふだんの活動の状況についてみると、「活動あり」の割合は、女性に比べ、男性が全体的に低く、特に「近所づきあい」「家事」「自分の孫や子供の世話」で、女性との差が大きい。「趣味・教養」「近所づきあい」「友達づきあい」「家事」で「活動あり」の割合が50%を超えている。性別でみると、「趣味・教養」「無報酬の仕事」以外の「活動あり」の割合は、男性に比べ、女性が高くなっている。

 住居の形態についてみると、「持ち家」が83.7%と最も多い。年齢階級別に住居の形態をみると、「50〜54歳」に比べ、「55〜59歳」で「社宅等」の割合が低くなり、「持ち家」の割合が高くなっている。

 住宅ローンの有無についてみると、「住宅ローンあり」は39.2%、「住宅ローンなし」は58.8%だった。年齢階級別にみると、「50〜54歳」に比べ、「55〜59歳」で「住宅ローンなし」の割合が高くなっている。


厚生労働省概要
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2007/04/13
児童・高齢者虐待を見聞きした場合「公的機関に連絡する」と答えた人が80%−東京都、2006年度東京都福祉保健基礎調査「都民の生活実態と意識」の結果速報−

2007/04/02
日本・アメリカ・韓国・ドイツ・フランスの高齢者を対象とした生活意識調査の結果−内閣府、「第6回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果」−

2007/02/26
シニア世代のインターネット利用はレジャー関連で増える見込み−日経リサーチ、「50〜60代のインターネット利用」に関する調査結果を発表−

2007/01/24
高齢者の心配ごとや、家計、健康と福祉などに関する実態・意識を調査−内閣府、「2005年度世帯類型に応じた高齢者の生活実態等に関する意識調査」−

2006/12/27
中高年者の生活に関する継続調査の結果を公表−厚生労働省、「第1回中高年者縦断調査」−

2006/11/22
最後のボーナスの使い道、団塊男性は「旅行」・団塊女性は「貯蓄」−ハートフォード生命、団塊世代を中心にセカンドライフに関する調査結果を発表−

2006/11/15
65歳以上人口は総人口の20%超、75歳以上人口は約10%、国際的にも最高水準に−総務省、「統計からみた国内の高齢者」−

2006/09/20
2007年団塊世代退職市場攻略に向けた調査レポートを発表−電通、「退職後のリアル・ライフII」−

2006/04/28
日本人の5人に3人が「老後の生活は政府に依存せず自助努力で」−HSBCグループ、世界20カ国・地域で実施した「退職後の生活」の意識調査結果を発表−

2006/03/16
団塊世代が重点をおきたい出費は「自分の楽しみや趣味のための出費」−凸版印刷、「団塊世代・シニア世代の情報コミュニケーションに関する調査」結果を発表−

2005/11/28
80%以上が「公的年金だけでは足りない」と不安−マニュライフ生命、「セカンドライフと年金に関する調査」結果を発表−

2005/09/20
シニアが選んだ“理想のシニア”1位は「小泉純一郎」−日本通信教育連盟、「2005年度シニア世代の意識調査」結果−

2005/03/07
中小企業経営者を対象に「退職後の暮らし」などのアンケート調査結果を発表−アクサ生命、「社長さん白書SpecialEdition」−

2004/12/01
50代の人が憧れる、上手に歳を重ねている著名人は「加山雄三」と「森光子」−楽天・インフォシーク、「老後」に関するアンケート調査結果を発表−

2004/09/02
「60歳以上の家出」全体の15.3%−警察庁、「2003年中における家出の概要」−

2004/07/28
ほとんど毎日出かける高齢者は51%−内閣府、「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査結果の概要」−

2004/07/23
高齢者世帯は全世帯の15.8%、65歳以上の人のいる世帯は37.7%−厚生労働省、「2003年国民生活基礎調査の概況」−

2003/10/15
最近の高齢者層の消費・貯蓄について発表−三菱総合研究所の経済研究チーム−

2003/08/08
高齢者の一人暮らし、50%が介護状態になることへの不安を持つ−内閣府、「一人暮らし高齢者に関する意識調査」−

2003/07/11
中高年のデジカメ購買ポイントは「重さ」と「大きさ」−マミオン、中高年のデジカメの購入・利用実態調査結果−

2003/06/02
「高齢者世帯」は全世帯の15.6%、718万2千世帯−厚生労働省、「2002年国民生活基礎調査」−

2002/12/11
妻の働きに評価、熟年夫婦の通信簿−シニアコミュニケーション、熟年世代の夫婦関係に関する調査−

2002/10/24
シニア世代に人気「ルーブル美術館・夏目漱石・ビートルズ」−シニアコミュニケーション、文化の日に関するアンケート調査−

2002/10/04
高齢者が使いやすいIT機器の基礎データを研究−経済産業省、「高齢者のIT利用特性データベース構築等基盤設備整備事業に関する調査研究」−

2002/09/11
高齢者世帯は665万4千世帯で全世帯の14.6%、著しい増加傾向−厚生労働省、2001年国民生活基礎調査の概況−

2002/07/05
中高年の商品購入のきっかけは「新聞」−ヒューマンエナジー研究所、「中高年の趣味や関心」−

2002/07/01
女性の単身高齢者、2020年には361万人に−内閣府、「2001年度男女共同参画社会の形成の状況に関する年次報告」−

2002/06/11
老後の生活や介護に必要な金額などをアンケート調査−東京海上火災保険と三井住友海上火災保険が共同実施−

2002/05/31
シニア層がスーパーや駅ビルに求めるもの−C-NEWS/インフォプラントの調査−

2002/05/13
シニア層のモバイルや情報通信機器に関しての研究−マックス・ヴァルト研究所、アンケートデータ集「シニアとモバイル」−

2002/05/10
人口移動率、年齢とともに低下するが75歳以上では上昇傾向に−総務省、「2000年国勢調査人口移動」−

2002/04/18
全国で「60歳からの男の基本料理教室」を開催−ベターホーム協会、同時にシニア男性の料理に対する意識調査結果も公開−

2002/03/15
シニア世代の結婚生活への意識、配偶者は「不可欠」男性60%、女性30%−C-NEWS/インフォプラントの調査−

2002/03/05
10年後のシニアは「デジタル化」「グローバル化」が進展−電通、「団塊の世代の特性分析と10年後の60代シニア像予測」を発表−

2002/01/11
シニアが「特別なとき」に飲むお酒はビール−C-NEWS/インフォプラントの調査−

2001/12/07
高齢者の恋愛「いいことだと思う」80%−C-NEWS/インフォプラントの調査−

2001/08/31
米、伊、独、典などの社会保障情勢をレポート−厚生労働省「2000〜2001年海外情勢報告」−

2001/08/28
高齢者生活の意識を国際比較、日、米、韓など−内閣府「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果」−

2001/08/24
人気のプレゼントを調査「敬老の日の贈り物」−イーコール、贈り物専門サイトNetDearがアンケート実施−

2001/08/23
シニアのクルマへの意識と生活観を調査−日本自動車工業会「2010年 シニアユーザーとクルマ」−

2001/08/20
アクティブシニアの「ケータイ」所有率は41%−NTTドコモ「アクティブシニアにおける携帯電話調査」−

2001/06/08
高齢者は健康、「高齢者の生活実態」の結果速報−2000年度東京都社会福祉基礎調査−

2001/05/22
全世帯中約7%が独居老人世帯で、そのうち約8割が女性−2000年度国民生活基礎調査の概況−

2000/05/17
2015年の50歳以上の消費支出は127.2兆円に拡大−電通が「シニアマーケット規模将来推計」を発表−

1999/12/27
厚生省が介護サービス世帯調査

1999/07/18
65歳以上の高齢者3世帯に1世帯




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