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2006年をだぁっとみましょ

−今年はどんなニュースがあった?ふくチャンNewsを総括−

2006/12/28(Thu.)

 ふくしチャンネルのNewsは1999年スタート。この特集は今年で7回目を迎えます。今回は、ふくチャンNewsの1年のニュースを振り返る恒例特別企画。今年の477本のニュースのなかから、各月3本づつ厳選のニュースをだぁっと36本ピックしてます。こうして恒例企画が毎年できるのも皆様のアクセスのおかげであります。ありがとうございます。

 2006年は、介護保険制度の改正や障害者自立支援法の施行が大きなターニングポイントとなりました。改悪と呼ばれる制度施行が多い中、介護福祉業界は苦しみ生き抜いてきた感があります。いっぽう、「お笑いで介護予防」「介護は気楽にやろう」といった動きもあり、明るい介護への取り組みも多かったように感じます。今年もふくしチャンネルをご利用いただきありがとうございました。そして、来年もヨロシクおねがいします。お正月、楽しく過ごしてくださいね。来年また元気にお会いしましょう!

こころに平和を 家族に愛を そして世界に繋がりますように 
Love & Peace! 神宮司 浩聡



1月

■2005年の出生数は106万7000人、前年比4万4000人減
少子化時代を象徴する、出生数減少の記事から今年は始まりました。死亡数は前年比4万8000人増。

■NTT研究所開発のシステムを活用した介護予防センターを開設
今年4月の介護保険法改正にともない、「介護予防」に関するサービスも増えました。「介護予防」という概念の、一般への認知も大きく高まりました。

■シニア層向けジグソーパズル入門版6種を発売
シニア層にとって、ジグソーパズルは「定年後、初めて夫婦共同で作った」「孫と選んだ」など、とても楽しいもののようです。



2月

■排泄物をラップで包み込む方式の介護用トイレ「ラップポン」を開発
排泄物の処理についての手間などに向き合った介護用トイレで、ラップで包む方式は日本で初めての方式です。

■排便ケア仕上げ用の大人用ウェットティッシュを発売
「スッキリ、清潔に、気持ちよく」をテーマとした排便ケアを目指し、肌に残った便を拭き取る仕上げの段階の不満を解消する商品です。

■在宅支援型のグループホームをオープン
在宅支援型グループホームは、入居者を長期入居に絞るのではなく、認知症の初期から中期の早い時期の人も対象に、症状の改善を促すことを目的としたもの。多くの人が在宅を望むなか、そうした要望に応えるシステムです。



3月
■築30年以上の建物で「親の老齢化」をリフォームの理由に挙げる人は12.7%
今後、2010年に向けて、団塊世代が退職金を得ることにより、持ち家のリフォーム実施が多く行われると予想されているそうです。リフォーム理由に「親の老齢化」を挙げる人が多いとのこと。

■介護予防システムを利用した介護予防トライアルの結果を公表
要支援から要介護1の人に、転倒骨折予防運動を中心とした介護予防指導を行ったところ、下肢筋力や動的バランス能力の向上が確認され、また、全参加者で、同運動機能の向上の傾向が確認されました。

■有料老人ホームでの契約に関する問題などを明らかに
有料老人ホームの、質と価格と安全性に関する相談が増加しているそうです。契約内容が明確に伝えられておらず、入居後トラブルになるケースも。



4月

■セカンドライフに必要なのは、「健康」と「生きがい」と「家族・仲間」
キャリア世代において、定年後も引き続き同じ会社で働きたいと考える人は意外に少ないものの、「新しいことにチャレンジしたい」など、社会的に現役であることに対しては非常に意欲的であることが読み取れる調査です。

■日本初、階段や急な下り坂でも安心して歩行できる油圧・空圧・電子制御を融合した義足膝継手を販売
マイコン制御義足のパイオニアであるナブテスコ株式会社が製品。いろいろな速度で楽に歩くことは勿論、階段や急な下り坂での交互下りや、椅子への座り動作などいろいろな生活場面への対応が可能となってます。

■日本人の5人に3人が「老後の生活は政府に依存せず自助努力で」
世界平均の43%を大きく上回り、61%の日本人は、自分の老後の生活費については自らが負担すべきと考えているようです。



5月

■国内初、車いすのまま介助者といっしょに利用できる電動乗用ビークルを発売
いつもの車いすに乗車したまま乗ることができ、さらに介助者も同時に乗り込むことができる電動駆動の乗用ビークルです。テーマパークや動物園、アミューズメント施設などの施設向け。

■シニア棟を含む総戸数1,028戸の賃貸マンションを建設
フィットネス施設を付設する地上48階建の住宅棟と、シニア住宅・有料老人ホーム・クリニックモール等からなるシニア棟の2棟から構成される大規模プロジェクトです。

■シャープ製のレストラン向けハンディ端末機を介護施設向けソリューションで実用化
介護現場での、介護日誌の入力やレセプト計算などの事務作業負担を軽減し、本来の介護業務に専念するための事務効率化ソリューションです。



6月

■重度障害者のための意志伝達装置を発売
両手と言語機能が不自由な人々をサポートする装置。携帯情報端末(PDA)で稼動するため、コンパクト・軽量で、車いす等による移動時にも利用できます。

■在宅・訪問介護、車いす利用者に対応する介護用冷房スーツを発売
服の内側に簡単に着ることができる製品で、冷房パッケージを背中と脇の下部分に装着することで体感温度を下げます。

■介護する人、受ける人の快適共存を実現する在宅介護対応住宅を発売
在宅介護対応住宅として販売するもので、要介護者の世帯を1階に配置し、介護者の作業効率や動線、安全性に配慮した空間設計を提供します。



7月

■介護臭などの防臭に、香りつき大人用紙おむつを発売
布製品用消臭剤「ファブリーズ」と同じ香りをつけており、介護臭などへの防臭効果を発揮するおむつです。

■「未婚者の結婚を促進する施策を国が実施すべきである」日本と韓国のみが賛成
内閣府が「少子化社会に関する国際意識調査」として、日本、韓国、アメリカ、フランス、スウェーデンの5か国で調査したもの。各国、20歳から49歳までの男女の「結婚と子どもをもつこと」についての意識がわかります。

■過去最高となる8兆9000億円余りの収益を計上
年金積立金管理運用独立行政法人の2005年度の年金資金運用業務概況書。世界的な景気回復基調を受けた国内外の株高の影響から、総合勘定において過去最高となる8兆9000億円余りの収益を計上し、累積損益も5000億円余りの赤字から、一気に8兆4000億円余りの黒字を計上してます。



8月

■2005年度の政府管掌健康保険は1,494億円の黒字に
単年度黒字決算は、2003年度から3年連続。しかし、2006年度には単年度収支見込みが赤字と予測されていて、「予断を許さない」とされています。また、介護分の収支については、単年度では75億円の黒字となり、累積の剰余である事業運営安定資金残高は203億円の黒字となりました。

■軽乗用車「タント」の車両後部にスロープを搭載した福祉車両を発売
車両後部に引き出し式のスロープを搭載し、大開口のバックドアとスロープによりバックドアからの乗降を容易にした軽自動車の福祉車両です。

■細い糸ゴムを前後9本幅広く配置した優しいはき心地の大人用紙パンツを発売
細い糸ゴムを前後9本幅広く配置し、包み込むように面でフィット。やさしいはき心地を実現してます。



9月

■介護予防に関する調査を実施
4月の介護予防導入から約半年。「介護予防導入によって、現場でどのような変化があったか」「介護予防への取り組み」といったテーマを中心に行ったアンケート調査です。

■燃料電池を搭載した電動車いすを開発、国際福祉機器展に参考出品
従来の鉛蓄電池搭載のセニアカーとは異なり、液体燃料を充填する燃料電池ユニットの搭載により、利便性を向上、連続走行距離を大幅に伸ばしてます。

■携帯電話向け骨伝導レシーバマイクを発売
携帯電話に直接つなぐことで、骨伝導技術を使った音の振動を骨(頭部)から聴覚神経に伝えることができます。



10月

■少子化が進む原因は「経済的な余裕が無い」「教育費・養育費が高い」
少子化問題に強い関心を持っているのは、60代以上と、20代、30代の出産に近い世代の女性たち。“少子化が進んでいる原因“については経済的な理由が多くあげられました。

■高齢者向けレクリエーショングッズとして「陶芸」を提案
高齢者も簡単に陶芸にチャレンジできる陶芸入門セット。レクリエーションの楽しさを伝えます。

■日本初となるメガネ形骨導補聴器を発売
一般的な気導式補聴器(耳あな形、耳かけ形、箱形)とは異なり、音を振動で伝える骨導補聴器と呼ばれるもので、メガネ式のため伝音難聴の人に最適となっています。



11月

■70歳以上高齢者からの消費生活センターへの相談が約14万件に
国民生活センターに寄せられた相談全体の11%が70歳以上という事態。高齢者は3つの大きな不安「お金」「健康」「孤独」を持っていると言われており、悪質業者はこれらの不安を利用して財産を狙っています。高齢者への周知が必要です。

■65歳以上人口は総人口の20%超、75歳以上人口は約10%、国際的にも最高水準に
65歳以上74歳以下は1432万人(総人口の11.2%)、75歳以上は1208万人(同9.5%)となっています。

■視覚障害者向けデジタル録音図書読書機の実用化へ向け実証実験を開始
視覚障害者が録音図書などを読むための、インターネット配信に対応するデジタル録音図書読書機です。高齢者関連事業にも応用が期待されます。


12月

■障害者自立支援法の施行に伴う状況調査の結果を公表
東京都が、今年4月から一部施行されている障害者自立支援法が、全面施行された10月の前後に調査を実施。支援法がどう影響しているかを明らかにしてます。

■障害者向け支援技術でソフトウェア・インターフェースを開発
米IBMが開発した障害を持つ人々向けのソフトウェア・インターフェース「IAccessible2」。Freedom Scientific、GW Micro、IBM、Mozilla Project、オラクル、SAPなどが採用していく方針を表明しています。

■中高年者の生活に関する継続調査の結果を公表
厚生労働省が行った中高年者の生活に関する継続調査「第1回中高年者縦断調査」で、今年度を初年度として開始されたものです。これからの高齢者が、どういったライフスタイルを展開していくのかが見える調査結果となっています。



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