財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団の東京都老人総合研究所は、第90回老年学公開講座「認知症に強いまちを作ろう!」を、2月2日(金)に、ティアラこうとう大ホール(東京都江東区住吉2-28-36)にて開催する。
高齢化の進展に伴い、「認知症予防」の対象となる人がさらに増えていくと予想される中で、認知症の発症を効果的に予防するためには、地域の住民が自ら予防方法を学び、予防活動の輪を地域に広げていくことが重要であると考えられている。今回の講座は、第1部の基調講演で、個人で気軽に取り組める認知症予防の方法を紹介。また、第2部のシンポジウムでは、認知症予防活動の実践例を紹介し、地域住民として何ができるかを考えていく。入場は無料で、申込も不要となっている。先着順で定員は1200人。手話通訳を同時に行う。
第1部基調講演「今日からできる認知症予防」は、東京都老人総合研究所自立促進と介護予防研究チーム主任研究員矢冨直美氏が行う。
第2部シンポジウム「住民の住民による住民のための認知症予防」は、練馬区認知症予防推進員松尾千賀子氏による「いち認知症予防推進員として」、横浜市戸塚区認知症予防プログラムファシリテーター越智真由美氏による「活動支援者(ファシリテーター)として考えたこと」、世田谷区認知症予防プログラム参加者牛窪正氏による「認知症予防しようねット」、豊島区「元気!ながさきの会」副代表伊藤登氏による「認知症予防で街づくり」、江東区「ほのぼの倶楽部」世話人代表西澤きい子氏による「みんなで食べてちょっと勉強」などを展開する。
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