カネボウ製薬株式会社などは、床ずれで悩む入院患者や高齢者の人々のQOL(Quality
of life:生活の質)の改善を目的とし、亜鉛、アルギニンなどを配合した栄養機能食品(亜鉛)「アコロンDK」を全国の医療機関向けと通信販売にて発売した。
現在、日本の65歳以上の高齢者数は約2,600万人となり、いわゆる「寝たきり高齢者」は、厚生白書によると、2010年には170万人に達するという予測がある。入院患者や高齢者、特に寝たきりの人は、全身の機能低下から消化器の機能低下を引き起こすことが原因となり、栄養成分の摂取不足となるケースがある。同社が行った医療機関への聞き取り調査からも、「全身機能低下による腸管運動不全」や「栄養の摂取不足から起こる床ずれ」などの悩みを抱えている患者が多いことがわかった。
床ずれとは、一定の場所に一定の圧力が一定の時間以上加わることによって起こる皮膚局所の壊死のことだが、床ずれの発生には皮膚に加わる圧力のみでなく、栄養に関わる要因もあり、床ずれの予防には栄養管理も重要で、厚生労働省のガイドライン(1998年)にも、予防に必要な亜鉛などの微量元素やビタミン等の栄養成分の摂取目安量が示されている。
新製品「アコロンDK」は、1パック125mL中に亜鉛7.5mg、アルギニン3000mg、ニンジン、ショウガ、サンショウから抽出した植物エキス625mgを配合し、みかん味の飲みやすい栄養機能食品(亜鉛)とした。容量は125mL×30本で、税込み価格は7,875円。
亜鉛は味覚や創傷の治癒に関与しており、欠乏による味覚異常は食欲低下の一因ともなる。また、アルギニンはアミノ酸の一種で、免疫力を活性化し、傷口からの感染を防ぐ働きもある。サンショウ、ショウガは一般的に香辛料などにも広く用いられている。
アコロンDK

通信販売についての申し込み先:アルフレッサ株式会社
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