ニュアンスコミュニケーションズジャパン株式会社は、2006年末より実施している音声認識ソフトウェア製品「Dragon
NaturallySpeaking2005」を限定特価販売する「Dragonスピーチキャンペーン」を3月末まで延長する。
障がい者に製品を特別価格で提供するほか、障がい者向けセミナー開催を企画しているNPOなどの要望に対応し、ニュアンス社から講師を派遣して使い方のヒントなどを提供するなど、障がい者と健常者のコミュニケーションと近年問題となっている障がい者雇用を支援・促進する。
音声認識ソフトウェアとは、マイクに向かって話す内容をパソコンが認識して文字化するソフトウェアで、近年その実用性は飛躍的に高まり、健常者による家庭・業務での活用に加え、多くの障がい者にも利用されている。ニュアンスが音声認識ソフト利用経験者を対象に実施した「音声認識に関する意識調査」においても、合計60%以上の回答者が音声認識ソフトの実用性を支持しているという結果が出ている。
四肢障害でキーボードが入力できない人は、キーボードにかわるインターフェースとして、また、聴覚障害の人には、手話にかわって、健常者とのコミュニケーションをとる手段として昨今利用が広がっており、同「音声認識に関する意識調査」においても、37.5%の回答者が「(音声認識ソフトを始めとした)音声認識技術は障がい者のコミュニケーション手段として活用できる」と回答している。
いっぽう、厚生労働省によると、企業における障がい者の法定雇用率(従業員に占める障がい者の雇用率、1.8%)を達成していない企業は、対象企業(従業員56人以上の企業)全体の60%近い約38,000社にのぼり、大きな社会問題となりつつある。管轄する厚生労働省は企業への指導を強化する方針を打ち出しているが、就労環境の未整備やコミュニケーションの障壁などにより、今ひとつ企業内での障がい者雇用が進んでいないのが実状。聴覚障害の人とコミュニケーションをとる際の主な手段である手話については、障がい者自身で手話ができる人、また手話人口全体としても減少傾向にあることも弊害の一つになっている。
今回展開するDragonスピーチキャンペーンでは、障がい者と健常者のコミュニケーションを支援するため、「Dragon
NaturallySpeaking2005」を障がい者限定で特価販売する。販売対象となるのは、障害者手帳を持つ人で、Dragon
NaturallySpeaking2005Selectを、通常標準価格18,900円から70%オフとなる特別価格5,670円で購入できる。
さらに、障がい者雇用支援の活動をしている団体と連携して、製品を快適に利用してもらうためのセミナーを開催し、使い方のアドバイスなどを提供する。同社から講師を派遣するので、セミナーの開催を企画している団体から要望を受け付ける。
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