キユーピー株式会社は、「やさしい献立」シリーズの「区分2:歯ぐきでつぶせる」レベルの味、使用原材料、アイテムなどを全面的に見直し、新たに13品を発売する。あわせて、パッケージデザインも見やすく、分かりやすく変更し、3月23日から全国に出荷する。
「区分2」は、かたいものや大きいものは食べづらく、ものによっては飲み込みづらいことがあるという人のためのシリーズ。やわらかい野菜は大きくするなど、具材の見た目も意識して適度な大きさに調整し、全体にとろみをつけてまとまりやすくし、食べやすくしている。だしや調味料の使い方や調理方法も見直し、よりおいしくした。また、噛んだり、飲み込んだりすることが難しい人に特に不足しがちな、たんぱく質・食物繊維・カルシウムなど、高齢者に必要な栄養素を強化している。
同社では1998年10月に介護食を発売し、1999年8月から「やさしい献立」シリーズとして展開してきた。他社には少ない「区分1:容易にかめる」レベルの商品をはじめ、ユニバーサルデザインフード4区分すべての区分に対応し、さらに水分補給・嚥下補助のためのとろみ調整商品など全49品にわたる幅広い品揃えを展開している。
日本介護食品協議会によると、ユニバーサルデザインフード、ロゴマーク付き商品の生産量は、2005年家庭用では134%の伸びを示している。今回、味とパッケージデザインを見直した「区分2:歯ぐきでつぶせる」レベルは、市場では品揃えのもっとも多い区分で、同社でも「やさしい献立」発売当初からあるラインナップとなっている。
区分2レベルの高齢者は、固いものや大きいものが食べづらく、ものによっては飲み込みづらいといった状態であることから、食事の摂取量が少なくなりがちで、必要な栄養素も不足しがち。そこで、同社では医師、歯科医師、栄養士など専門家の意見を生かし、物性、栄養面での配慮をしている。例えば、うどんは2〜3cm長さにそろえ、加熱すると硬くなる肉も細かく刻んで一口大の肉だんご状にして食べやすくして、十分なたんぱく質が取れるようにしている。また、野菜も大きめにカットして配合することでボリューム感を出し、だしなどを工夫してよりおいしく仕上げた。
パッケージのユニバーサルデザイン化も行っており、ひと目で分かるように、表面にはたんぱく質やカルシウムなどの栄養強調表示を入れ、裏面には、絵文字で商品の取り扱い注意喚起表示(PL表示)を入れ、温め方なども分かりやすく表示した。
新製品は、「おじや親子丼風」「おじや紅鮭大根」「おじや牛すき焼き」「おじや鶏ごぼう」「うどんけんちん」「うどんかきたま」「鮭と野菜の炊き合わせ」「すき焼き」「貝柱の中華風煮込み」「肉だんごの和風あんかけ」「海老と貝柱のクリーム煮」「肉じゃが」「かぼちゃと豆の煮もの」の13品。
「おじや親子丼風」は、鶏肉と卵をたっぷり使い、なじみのある味わい深い親子丼風のおじやに仕上げた。「おじや紅鮭大根」は、紅鮭のおいしさを、かつおとこんぶのだしで風味豊かに仕上げたおじや。「おじや牛すき焼き」は、牛肉、しいたけ、ごぼう、豆腐の入ったすき焼きのおいしさを、そのまま卵でとじて甘辛く仕上げたおじや。「おじや鶏ごぼう」は、やわらかく炊き上げた鶏肉やごぼうが味わい深い、炊き込みご飯風のおじや。「うどんけんちん」は、うどんは2〜3cmの長さにそろえ、根菜類や豚肉に味をしっかりと含ませたけんちんうどん。「うどんかきたま」は、うどんは2〜3cmの長さにそろえ、だしをきかせた鶏肉をたっぷりの卵でとじたかきたまうどん。
「鮭と野菜の炊き合わせ」は、鮭をたっぷり使い、にんじん、じゃがいもなどの野菜とともに炊き合わせ、だしをきかせた醤油味の煮物。「すき焼き」は、牛肉をたっぷり使って、豆腐や卵、ごぼう、ねぎなどとともに甘辛く仕上げたすき焼き。「貝柱の中華風煮込み」は、貝柱や卵、豆腐、にんじんや赤ピーマンなどの野菜を彩りよく仕上げた、中華風の煮込み。「肉だんごの和風あんかけ」は、一口大のやわらかい肉だんごをたっぷり使い、白菜、玉ねぎ、大根などの野菜入りの甘酢あんでからめた。「海老と貝柱のクリーム煮」は、海老や貝柱、大きめにカットしたじゃがいもなどの野菜を、クリーム感たっぷりのソースで煮込み、マイルドに仕上げた。「肉じゃが」は、じゃがいも、にんじんなどの具材をしょうゆ味でやわらかく煮込んだ、人気メニューの肉じゃが。「かぼちゃと豆の煮もの」は、かぼちゃの甘みに鶏そぼろでアクセントをつけ、相性の良い赤いんげん豆とふっくら煮つけた。
「おじや親子丼風」「おじや紅鮭大根」「おじや牛すき焼き」「おじや鶏ごぼう」「うどんけんちん」「うどんかきたま」

「鮭と野菜の炊き合わせ」「すき焼き」「貝柱の中華風煮込み」「肉だんごの和風あんかけ」「海老と貝柱のクリーム煮」「肉じゃが」「かぼちゃと豆の煮もの」

問い合わせ先:キユーピー利用者相談室
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