和光堂株式会社は、高齢者の口腔ケア用ウエットティシュ「口腔ケアウエッティーオーラルフレッシュ」大容量・詰替え用タイプを3月12日(月)から全国で新発売する。
「口腔ケアウエッティー」は拭き取りタイプの水のいらない口腔ケア用品で、同社は2002年に高齢者の口の中を手入れする「口中清浄ティシュ」を発売した。現在は病院・施設など医療介護現場で使いやすく手軽な口腔ケア用品として導入が進んでおり、ドラッグストアや介護用品売場での販売量も年々増加し、発売時の4倍へと伸びている。
加齢とともに高齢者は誤嚥性肺炎による死亡が急増する。また、ドライマウスが増え食事摂取が困難となるなど弊害もでてくることから、高齢者の口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防やドライマウスを改善し、おいしく食事をするためにとても重要とされている。このような背景から、拭き取るだけで簡単に口腔ケアができる「口腔ケアウエッティー」が介護を必要とする人にはやさしく、介護する人には簡便なことから好評となっている。
製品は、うがいの必要がなく、水のない場所や寝たきりの人のベッドサイドでも手軽に口腔ケアができ、嚥下障害のある人にも安心。シートは口の粘膜や舌など、デリケートな部分の汚れもやさしく拭き取れる。また、メントール(香味剤)とキシリトール(甘味剤)配合で、口の中がすっきりする配慮も行った。容器は、口ゴム付きの取り出し口なので最後まで乾かずに使用できる仕様とした。
今回、医療介護現場からの大容量・詰替え用に対するニーズに応え、「口腔ケアウエッティー」とわかりやすい名称へと改め新発売する。同社では今後もおいしく食べられるための口腔ケアから、健康維持に欠かせない食品の提案を通じて高齢者の生活をサポートしていく方針。
口腔ケアウエッティー

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