株式会社ニチイ学館は、アントケアホールディングス株式会社への資本出資を実施した。在宅介護と施設介護とのサービスの相互補完による事業領域の拡大とサービス利用者の利便性の向上に繋げていく。
同社は在宅介護のリーディングカンパニーとして全国約900の拠点から約10万人の利用者の人々にサービスを提供しており、継続的な事業成長を図るため、介護予防サービスや医療機関・介護施設向けヘルパー派遣、高齢者住宅事業の開発等、サービスの拡充にも取り組んでいる。
介護業界初の持株会社体制を運営するアントケアホールディングス株式会社は、施設介護事業会社、医療人材サービス会社を傘下に持ち、主に施設介護の分野において事業展開している。
現在、国内においては、医療費適正化計画が策定され、この方策の1つとして、2012年3月末までに療養病床の再編が行われる予定。医療と介護、在宅介護と施設介護のより緊密な連携が必要となり、その受け皿となるサービス提供体制の整備が急務となっている。
今回、「医療・介護の地域連携における新たなビジネスモデル構築」を推進するアントケアホールディングス株式会社に資本出資することにより、提携先介護施設へのヘルパー派遣や従業員に対する同社教育講座の団体受講の販売等、アントケアホールディングス株式会社と事業における協力関係を構築する協議を定期的に行っていく。
また、アントケアホールディングス株式会社傘下のケア・リンク社は、有料老人ホームを全国18ヵ所展開し、認知症ケアに強い。同様に傘下のメディスコーポレーション社は、群馬を中心とした関東圏において、有料老人ホームを21施設展開し、重度ケアに強みを持っている。両社ともに重度ケアに特色を持っており、在宅介護を展開するニチイ学館と補完関係が構築できることから、事業における協力関係を検討し、相互に補完関係と信頼関係を構築していく。
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