リオン株式会社は、従来のスーパーミニカナール(耳の奥にすっぽり入る超小型CICサイズ)のサイズのままで、楕円形の大きなベント(通気穴)を開けることにより、音のこもりやひびき感を軽減した耳あな形オーダーメイド補聴器「HI-L1」を開発し、新シリーズ「デジタリアンLシリーズ」の販売を開始した。
オーバルシステムは、同社オーダーメイド補聴器のシェル自動生産システム「夢耳工房(ゆめじこうぼう)」の三次元設計システムを用いて、ベント(通気穴)のサイズ、形状を自由に変更できるようになったもの。これにより、今まで外耳道のサイズの問題でベントが大きく開けられなかった場合や、耳の奥にすっぽり入る超小型CICサイズでも楕円形の大きなベントを確保する事が可能となった。
音の認知には「耳介」が重要な働きをするが、超小型のスーパーミニカナールCICサイズ(外耳道内完全挿入形)補聴器は、音を受け止めるマイクロホンが耳介の奥にあるため、耳介を十分に活用でき、音の方向感、立体感を認識するのに有効となる。
新シリーズは、オーバルシステムによる音のこもりやひびき感の軽減を実現したほか、わずらわしいピーピー音を抑える「ハウリングキャンセラー」や、周囲の雑音を軽減する「ノイズリダクション」などの機能を搭載した。
また、電池をどちらの向きに入れても正常に動作するリオン独自の機能「おまかせ回路」を搭載。補聴器に限らず電池で動作する製品のほとんどは、電池の極性(+/-)を正しく挿入する必要があり、補聴器が小さくなるにしたがって、使用する電池は小さくなり、さらにボタン電池の極性が判別し難いという難点がある。リオネット補聴器では、この課題を解消するため、電池をどちら向きに入れても補聴器が正しく動作する「おまかせ回路」を独自に開発し、特に高齢者の人などから好評を得ている。
そのほか、携帯電話ノイズ対策、電池交換お知らせアラームなど、使う人にやさしい「親切機能」を搭載した。価格は、補聴器軽度方耳価格(1台で)198,000円、両耳価格(2台で)356,000円(補聴器は非課税)となっている。
「デジタリアンLシリーズ」

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