三菱自動車工業株式会社は、インテックス大阪で開催される、西日本最大規模の総合福祉展「バリアフリー2007」に、「ランサーワゴンセルフトランスポート仕様車」や、「タウンボックス車いす仕様車(ニールダウン式)」など、同社の福祉車両「ハーティーラン」シリーズから計4台を出展する。会場内の同社ブースでは、展示車によるデモンストレーションにより、「ハーティーラン」シリーズの実際の使い勝手を体験することができる。
同社は、クルマを使って移動する便利さ・快適さを、より多くの人に届けたいという考えのもと、1991年より福祉車両「ハーティーラン」シリーズの販売を開始した。現在、車いす仕様、乗降補助仕様、運転補助仕様など、乗る人にあわせた様々な車種・タイプをラインアップしている。また、常設展示場として「三菱バリアフリーラウンジ多摩」「三菱バリアフリーラウンジ大阪」を設けているほか、各地での福祉展示会へ積極的に出展するなど、「ハーティーラン」を実際に確認してもらう機会を広げている。
出展車両の、「セルフトランスポート仕様車」では、車いす収納装置やバリアフリーシートにより、車いすを利用者が自身でクルマを運転できるようサポートする。「ランサーワゴン」同仕様車では、右リヤドアのスライド開閉から、車いすの折りたたみと後席スペースへの収納までをリモコンで操作できる車いす収納装置を後席に装備している。
また、運転席には、電動リクライニング、前後電動スライド、中折れ式シートバックなど、運転中の姿勢を安定させる機能を備えたバリアフリーシートを設定。車いすから運転席への乗り降りをサポートする可倒式サイドサポートも装備している。
「車いす仕様車」では、車いすに乗ったままでの車内への乗り降りを可能としている。ニールダウン式は、車両後部に収納された折りたたみ式のスロープを引き出して、乗り降りするタイプ。テールゲートを開け、リヤバンパーを開くと自動的に車両後部が下がり、地上高が低下するニールダウン機構により、スロープの勾配がゆるやかになり、車いすでの乗降を容易にする。
また、テールゲートリフト式は、車両後部に収納された電動リフトを使って、乗り降りするタイプ。昇降能力200kgのパワフルなリフトを、リモコンスイッチにて操作することが可能。リフトは折りたたみ式の採用により、走行時の後方視界を確保している。
「助手席ムービングシート仕様車」では、助手席シートがスイッチ操作により電動で回転し、さらに車外へスライドダウンすることにより、シートと地面との距離を縮め、乗り降りを容易にしている。
ランサーワゴンセルフトランスポート仕様車

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