TOTOは、車輪を従来の4輪から6輪にし、住宅内での回転性能、段差越え性能を向上させ、さらに段差乗り越え時の後方転倒を防止する「水まわり用車いす6輪タイプ」を、6月15日(金)より発売する。室内の移動はもちろんのこと、「座ったまま」トイレでウォシュレットが利用でき、浴室へ移動してシャワーを浴びることができるなど、介助が大変な水まわり動作を支援する屋内用の多目的車いすとした。
同社では、ユニバーサルデザインの製品開発を行っており、高齢化が進む現在では、お年よりや障害を持つ人の生活を支える福祉機器の商品開発にも注力している。今回、在宅で介助が必要な人に末永く水まわりを利用してもらえるよう、「家の中の段差をもっと簡単に越えられたら」「もっと小回りがきいたら」「もっと操作が簡単だったら」といった要望を反映した製品を発売することとなった。
従来のホイールタイプに比べ、製品幅を551mmから470mmへと、よりコンパクトな設計とすることで、一般的なトイレドア開口である500mmでの通過ができるようにした。
狭い空間でも快適に使ってもらえるよう、重心近くにφ200mmの後輪を配置。これにより、浴室出入り口や部屋の敷居など70mmまでの段差を乗り越える際の操作性を向上した。また、併せて狭い空間での回転性を向上させ、従来ホイールタイプでは切返しながらの移動が必要だった3/4坪の浴室の洗い場においても、切返すことなく旋回ができるようにした。
水まわり用車いすは、要介護4、5など多くの介助が必要な人の利用が多い福祉機器。そこで、利用者の身体機能にあわせて、しっかりと体をサポートできるように調整式の背もたれを採用した。また、フットレストは、移乗時に操作しやすい開閉式を採用し、ワンタッチレバーで開閉操作が行えるようにした。さらにフットレストは着脱式であることから、利用用途によって着脱することができる。
トイレや浴室など狭い空間で、介助の人がかがむことなく、手元でブレーキ操作ができるように配慮した「手元ブレーキロック」を採用。利用者だけでなく介助者の使用勝手も向上した。税込希望小売価格は119,700円。同社では、初年度年間5000台の販売を見込んでいる。
製品使用例

問合せ先:利用者相談室
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