ふくしチャンネル
ふくしチャンネルは、福祉や介護に関する情報発信・相互交流を目的とした総合サイトです。 http://www.fukushi.com/
HOMEHP検索ニュース検索看護と介護の求人案内サイトマップ


最新一週間
ニュース検索
 
▲ 過去1ヶ月の最新
ニュースを検索できます



パソコン上でDVDに「聴覚障がい者用字幕」を表示するサービスを本格化

−キュー・テック、「web-shake」−

2007/06/12(Tue.)

大人の青汁
 株式会社キュー・テックは、インターネット上の無料字幕配信サービス「web-shake字幕をつけ隊!」の利用者増加を背景に、角川書店発売、DVD「時をかける少女」のリリースに合わせた字幕の配信を行う等、同サービスの積極的な運用を開始した。

 web-shake字幕システムは、すでに発売されているDVDに「完全後付け」で字幕を付けるサービス。(DVDを購入、またはレンタルし、パソコン再生で字幕を表示する仕組み)となっている。ネット接続されたDVD再生機能付パソコンがあればサービスの利用が可能で、作成された字幕データは、今後多くのメディアへの転用が可能となる。

 運営するホームページ「web-shake字幕をつけ隊!」は、広告入り字幕により、利用はすべて無料で、著作権団体と包括契約を結び、字幕の送信可能化権をクリア。字幕入りDVDデータベース、字幕付映画上映リスト等も提供する。また、字幕制作事業として障がい者の雇用促進にもつながる仕組みの構築にも取り組んでいる。

 配信中の字幕は、角川書店劇場版アニメーション「時をかける少女」、角川映画松田優作主演「蘇える金狼」、市川雷蔵主演「炎上」、キングレコードKin-Qキッズ★おたすK隊〜お外の防犯ゆうかい〜など、全20タイトル。

 映像コンテンツの「バリアフリー視聴」については、昨年12月13日に国連総会で、障がい者の差別禁止と社会参加の実現を目的とする「障がい者権利条約」が全会一致で採択されている。30条には「文化的な生活やレジャーに参加する権利」として、映画をはじめ、演劇、美術、スポーツなどへのアクセスを有効にすることも含まれている。

 聴覚障がい者は日本全国に約600万人。また70歳以上の約半数が難聴者という報告もあり、人口の5%が健康な人と同じ条件では映像作品を満足に楽しむことができないこととなる。高齢化社会の到来を考えれば、字幕を必要とする人は確実に増えていく。また、視覚障がい者は全国で約31万。音声ガイドによって映画を楽しみたい視覚障がい者も沢山存在している。

 同社では、「字幕と音声ガイド」で全ての人が安心して映像に接することができるという考え方が「映像におけるバリアフリー」で、これを目指すことが、今の時代の映像に携わる者としての責務−−としている。

 現在、映像関係業界各社にその実現を広く呼びかけると共に、作品と同時に字幕情報が必ず存在し、様々な条件で恒久的に利用できる「字幕アーカイブ」の概念を提唱している。字幕を作品に対してデータとして保存することで、様々なメディアになる際の字幕制作コストを抑える提案で、上流である映画公開時やストリーミング放送等のあらゆる方面において「必要な人」への字幕付加サービスが実現するよう、現在も聴覚障がい者に係わる企業、団体の人々と共に研究を進めている。さらに、視覚障がい者用音声ガイド付加サービス「映画を聴き隊!」を目指した提案や、それらの技術を応用したより多くの取り組みを、これからも行なっていく方針。


web-shake
画像:web-shake


関連リンク

株式会社キュー・テック概要
関連記事

2007/06/12
パソコン上でDVDに「聴覚障がい者用字幕」を表示するサービスを本格化−キュー・テック、「web-shake」−


バリアフリー教育・放送関連記事

2008/05/16
タッチパネルの機能を持った触覚ディスプレイを開発−NHK、「インタラクティブ触覚ディスプレイ」−

2008/03/05
Web上で学習できる「はじめての人の手話講座」のストリーミングを開始−NECシステムテクノロジー、映像配信システム「StreamGallery」の活用事例として−

2007/06/12
パソコン上でDVDに「聴覚障がい者用字幕」を表示するサービスを本格化−キュー・テック、「web-shake」−

2005/12/09
聴覚障害者向け緊急災害放送でIPテレビ電話を活用−ギンガネット、“聴覚障害者向け緊急災害放送の生中継”の実証実験を実施−

2005/06/16
障害福祉や学校教育を柱とした事業構築で連携−マイクロソフトと宮城県、「宮城UPプログラム」−

2004/10/15
名古屋駅ビルに聴覚障害者向けパソコンスクールを開校−かがやきパソコンスクール、現地説明会も実施−

2004/07/29
子供向け交通バリアフリー学習教材を作成−国土交通省、「みんなで考える交通バリアフリー」−

2003/11/28
目の不自由な人に“音で読む“メールマガジンを発行−ライオン、「ライオン製品&生活情報“音メール“」−

2003/06/24
聴覚障害者向けパソコンスキルアップ通信講座を開講−かがやきパソコンスクール、10%割引のオープニングサービスも実施−

2003/05/23
「音のボランティア」に新しい朗読CDを追加−早耳ネットのハヤミミCDストア、「蜘蛛の糸/酒虫(しゅちゅう)」−

2003/04/22
「がん」と「介護」の情報番組をインターネット配信−AII、医療福祉総合研究所、「医療福祉チャンネル774」−

2003/03/24
日本手話を使った旬の情報をリアルタイムでインターネット配信−エー・アイ・アイ、「DeafTV-Japan」−

2002/12/25
在宅重度障害者へのIT教育を最新技術で実施−日本IBMと東京コロニー、「在宅重度障害者向けIT教育支援」−

2002/12/12
花王社員がボランティアでCD-ROMを製作、全国の盲学校へ配布−花王、「からだのノート〜子どもからおとなへ」−

2002/09/27
難聴者・聴覚障害者に優しいパソコンスクールが開校−かがやきパソコンスクール、情報保障によるバリアフリーの実現を目指して−

2002/06/21
視覚障害者などに向け、長編文芸朗読をメールマガジンで無料配信−アイ文庫、「AudioBook」第一弾は夏目漱石作「坊っちゃん」−

2002/06/10
高音質の朗読CDを低価格で販売−早耳ネット、ボランティア活動の一環として−

2002/03/28
相手の声をクリアーな音声に変換する「聴取補助システム」を開発−日本ビクター、クリアーで聞き取りやすい音声コミュニケーションを実現−

2001/07/03
視聴覚障害者向け放送が増加−総務省調査「視聴覚障害者向け放送の現状」−

2001/03/06
障害者向けブロードバンドコンテンツ−総務省の実証実験がネットで開始−




HOME広告掲載プレスリリース各種登録方法リンクの貼り方個人情報保護方針お問合せ このページの上部へ
「ふくしチャンネル」−福祉と介護の総合サイト−
copyright(C)1998-2011 株式会社 ウイッツジャパン
掲載の記事・写真・イラスト等、すべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。