テルウェル東日本株式会社とNTTアイティ株式会社は、自治体と介護事業者などの介護予防を行なう利用者に予防コンテンツを映像配信する介護予防支援ASPサービス「はつらつ製造器」を2006年4月から提供しているが、今回新たに認知症予防と低栄養予防プログラムの機能を加え、総合的介護予防サービスとして提供を開始した。
同サービスは、従来、指導が難しかった認知症予防・低栄養予防をサポートすることにより、自治体が行う地域支援事業や有料老人ホームをはじめ、多くの介護施設と病院に入院している人々の健康増進に役立てることができる。
テルウェル東日本では、他に先駆けて、自治体と介護事業者向けに、多地点TV会議と映像配信を組み合わせた介護予防支援ASPサービス「はつらつ製造器」として、転倒骨折や尿失禁さらには口腔機能向上やフットケアを中心にしたプログラムを提供・販売してきた。
利用者より、指導が難しい「認知症予防プログラム」や「低栄養予防プログラム」の追加の要望があったことから、システム開発を担当するNTTアイティと東京都老人総合研究所は、最新の知見に基づく認知症予防と低栄養予防プログラムを共同開発し、介護予防支援ASPサービス「はつらつ製造器」に機能追加した。
これまで利用されているデイサービスセンタなどに加え、今後活性化が期待される自治体の地域支援事業における介護予防教室や、元気な高齢者が入居している有料老人ホーム等、より多くの人に利用してもらうことができる。
介護予防プログラムは東京都老人総合研究所の専門家の監修を受けて制作された信頼性の高い内容で、自治体や介護事業者は、同サービスを利用することで、経験の少ない職員でも十分に対応することができる。
従来より提供している転倒骨折予防、尿失禁予防のプログラムは、運動主体のプログラムだが、今回提供開始する低栄養予防、認知症予防プログラムは、映像による予防法の解説を中心とし、脳を鍛えるトレーニング等も追加されており、介護予防を包括的に実施することができる。
「認知症予防プログラム」では、認知症を起こす原因や症状を解説し、予防するための方策として、エピソード記憶、注意分割機能、計画力(または企画力)の3つの脳の機能をトレーニングする方法を提示する。また、認知症予防に効果があると言われている有酸素運動の1つとしてウォーキングの行い方も紹介する。エピソード記憶と注意分割機能については実際にトレーニングするための映像を用意している。
「低栄養予防プログラム」では、高齢者がどのようにして低栄養になってしまうのか解説し、その予防法を提示する。多くの食品を摂取できるように、食品摂取多様性スコアまたはCook10を利用した、食事がバランスよくとれているかチェックする方法について解説している。また、栄養をとる上で重要な噛む力を鍛える方法や、食欲を増進させるための方策について紹介している。
介護予防を必要とするデイサービスセンタや有料老人ホームなどの介護事業者と、保健福祉センタなどの自治体での利用を想定しており、税別価格は月額49,800円と、これまでの料金の据え置きとした。
認知症予防プログラム

低栄養予防プログラム

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