旭化成ファーマ株式会社は、濃厚流動食の新商品として「ACURE(アキュア)EN800」を発売した。ACURE(アキュア)は、人に優しい医療や介護のサポートをテーマに、一人ひとりの状態に合わせた栄養管理のために生まれた同社の新しいシリーズ。
濃厚流動食の市場性をみると、病医院や介護施設で使用されている栄養補給製品には、医薬品として申請され、薬基準に収載された「経腸栄養剤」と食品の「濃厚流動食」があるが、医薬品の経腸栄養剤市場は約360億円、食品の濃厚流動食市場は約430億円程度と推定されている。市場は毎年金額ベースで7%強の伸びを示しているといわれており、特に、食品の濃厚流動食の伸びは年率約10%と高い伸びを示している。
今回発売する「アキュアEN800」はシリーズの第一号製品となる。同社では医薬品卸や病院給食受託会社を通じて、主に全国の病医院・介護施設に販売するが、今後は特に医師、看護師、薬剤師、栄養士などの専門職が栄養サポートチームとして患者の栄養管理をするチーム医療を稼動させている施設である「NST(Nutrition
Support Team)稼動施設」での販売量拡大をすすめ、早期に年間3億円の売上を目指す。
エネルギーとたんぱく質の摂取量は、栄養管理の中で特に重要な項目。入院中の高齢患者の必要エネルギー量は健康高齢者に比べて低く、一部の入院患者では、1日800kcal以下になっている。「アキュアEN800」は、そのような必要エネルギー量の少ない人のために800kcalの摂取でたんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維など必要な栄養素を十分に補給できるよう設計した製品。
800kcalで、たんぱく質50gを摂取でき、必要エネルギー量が少ない人でも十分なたんぱく質を摂取できる。たんぱく質を強化しているので、たんぱく質を十分にとる必要がある人も使用できる。
また、食塩相当量4gを摂取できる。ナトリウム摂取量にも配慮し、カリウムもバランスよく配合した。8種類の微量元素(鉄、銅、亜鉛、マンガン、セレン、クロム、モリブデン、ヨウ素)と13種類のビタミンを充足。特に、鉄、亜鉛を強化した。
そのほか、十分な食物繊維とオリゴ糖を摂取できることや、脂質成分への配慮、経口でも飲みやすいコーヒー風味などが特徴となっている。
アキュアEN800

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