大阪ガス株式会社は、リンナイ株式会社と共同で、あらゆる人のための使いやすさを追求したユニバーサルデザインコンロ「Udea(ユーディア)」を開発した。2007年10月1日から発売する。
近年の高齢化社会の進展に伴い、毎日使う調理機器に対しても、さまざまな価値観やライフスタイル、身体的能力に対応できる、だれもが使いやすいユニバーサルデザインの考え方が求められてきている。今回、同社では、美しく高機能でありながらも使い勝手がよく、だれもが安心して簡単に使えるユニバーサルデザインのガスコンロの開発をめざした。
ユニバーサルデザインコンロ「Udea(ユーディア)」の開発にあたっては、小学生から高齢者までの幅広い年齢層の人、視覚・聴覚・手指障害などを持つ人など、延べ75名に協力を受けた。実際にコンロを使って、4度の実使用評価を実施するなど、改良を重ねながら徹底的に調査を行った。結果、見やすくわかりやすい操作部や、聞き取りやすい音声によるお知らせなどを採用し、細部の形状に至るまで使いやすさを追求した商品となっている。
コンロの操作部がそれぞれのバーナーの正面に配置されているので、初めての人でもわかりやすく、簡単に使える。電源スイッチを天面操作部の中央に配置することで、操作がしやすいだけでなく、ON/OFFの状態が一目で分かる。大きく、くっきりとした天面表示で、便利な機能の設定やコンロの状態を簡単に確認することが可能となった。
大きなメニュー選択スイッチで便利な機能を簡単に設定できる。また、温度や時間の設定が必要な場合に、操作するスイッチをランプで知らせる機能(ネクストランプ)も搭載している。天ぷら油温度キープ機能、コンロ調理タイマー機能、自動湯わかし機能などの便利な機能を、左右両方のバーナーに搭載。左右の操作性も同じで、どちらでも使用できるので、忙しい時の調理が効率的になる。また標準バーナーには自動炊飯機能も搭載している。
高い評価を得ている音声お知らせ機能「しゃべルック」をさらに進化させ、例えば「タイマーを10分に設定しました」「温度を180℃に設定しました」など、そのとき設定した時間や温度まで詳しく音声で知らせる。コンロ前面の左右から音声が聞こえる業界初のダブルスピーカー方式を採用したことで、立ち位置に関わらず音声が聞き取りやすくなった。
従来コンロ本体正面に配置していた操作部を天面に集約。スイッチは軽い力で操作ができるタッチ式を採用した。また、操作部全体に10度の傾斜を持たせることで、座っても立っても自然な姿勢で楽に操作できるようになった。
6本足の「ごとく」は取り外しがしやすいだけでなく、一目で取り付け方向がわかり、着脱がスムーズにできるように形状を工夫した。また、グリル排気口カバーにも指かかり穴を設けたので取り外しが簡単になった。
グリルの操作部は斜め前に大きく飛び出す機構を採用。コンロと同様に上方からの操作や状態確認ができる。大きく引き出せるレール式フルスライドグリル扉の採用により、大きな魚でも楽に取り出すことができる。そのほか、簡単な操作で自動調理ができる好評のオートグリル機能を搭載している。
鍋の過熱をすばやく検知する天ぷら油過熱防止装置「あげルック」、立ち消えを検知するとガスを遮断する立ち消え安全装置「消えルック」、長時間消し忘れるとガスを遮断する消し忘れ消火機能「うっかりルック」、鍋を載せないと火がつかない鍋なし検知機能「なべルック」などの安全機能をすべてのバーナーに搭載、安心して使用できる。
約震度4以上の揺れを検知すると自動消火しガスを遮断する感震停止機能「ゆれルック」を搭載。また、停電時は乾電池だけで使うことができる「停電時バックアップ機能」を搭載した。税込価格は246,750円。年間の目標販売台数は3,500台となっている。
Udea(ユーディア)

自然な姿勢でらくらく操作

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