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新しい建築物がバリアフリー化されていて利用しやすくなったと感じる人は50%

−東京都、アンケート結果「福祉のまちづくりについて」−

2007/10/16(Tue.)

大人の青汁
 東京都は、ユニバーサルデザインの考え方に基づいて、街のバリアフリー化の推進などを図るため、インターネット福祉保健改革モニター302人を対象に福祉の街づくりに関する意識や意見を聞くため「福祉のまちづくりについて」をテーマとしたアンケートを8月に実施し、214名の回答を受けた。

 アンケート結果をみると、「東京都福祉のまちづくり条例」については、「知っている」が17.8%、「条例があることは知っている」が57.9%で両方を合わせると75.7%に上った。

 「福祉のまちづくり」という言葉から、どのような人のための取組だと連想するかについては、「高齢者」がトップで74.3%、次いで「障害者」が73.4%と、ともに70%を超えた。続いて「すべての人」が49.5%となった。

 「福祉のまちづくり」という言葉から連想する取組については、「道路の段差の解消や歩道の整備」がトップで90.2%、次いで「駅のエレベーター・エスカレーターの整備」が85%だった。また、ソフト面の「困っている人への声かけ・手助けができる社会」が72.4%で、比較的ハード面の人が多かった。福祉のまちづくりが進んだと思うかについては、「まあまあ進んだ」が55.6%で、50%を超えた。

 「新しく建てられる建築物がバリアフリー化されていて利用しやすい」が53.7%と50%を占めたが、「既存の建築物が改修されバリアフリー化が進んだ」は18.7%、「コンビニエンスストアや個人商店など、小さい規模の建築物でも段差解消などがされ利用しやすくなった」は6.5%にとどまった。

 また、改善されたり、利用しやすくなったりしたと感じた人が、具体的に改善したと感じるところは、「エレベーターやエスカレーター、スロープの設置により利用しやすくなった」が66.3%と最も多く、次いで「出入口や通路が広くなり、車いす使用者などでも通りやすくなった」が51.5%、「階段や廊下等に手すりが設置され、高齢者などにも配慮されるようになった」が47.9%、「多機能型トイレ(だれでもトイレ)が増えた」が45.6%の順だった。

 公共交通機関で、ここ数年の間に改善されたり、利用しやすくなったりしたと感じるところは、「駅にエスカレーターやエレベーター、スロープが設置された」が87.4%と最も多く、次いで「多機能型トイレ(だれでもトイレ)が増えた」43.0%だった。

 街の中について、ここ数年の間に改善されたり、利用しやすくなったりしたと感じるところは、「利用しやすいトイレが増えた」が38.8%、次いで「歩道と車道の段差がスロープなどで解消された」37.9%、「駐車場に障害者用駐車スペースが設置された」32.2%となった。

 街の中でわかりやすい標示や説明等で必要なものは、「案内標示等を大きい文字で標示する」が64.0%と最も多く、次いで、「案内標示をする箇所を増やす」が47.7%、「案内標示等で、視覚障害者(色覚障害)が、混同しやすい色の組み合わせを避け、絵や文字などを併用し標示する」は47.2%となった。

 高齢者や障害者、外国人等が必要な情報を得るには、「表現をわかりやすくすること」が62.1%と最も多く、次いで「絵・図の活用」が47.2%、「障害者、高齢者等が使いやすい情報通信機器の開発」が46.7%の順だった。

 店舗内部のバリアフリー化については、「行政が事業者をリードしてバリアフリー化を進めるべきである」が78.0%だった。

 飲食店の厨房や物販店の倉庫など、従業員だけが利用するスペースのバリアフリー化については、「行政が事業者をリードしてバリアフリー化を進めるべきである」が49.1%で、次いで「事業者の自発的な取組にまかせればよい」が43.0%だった。

 共同住宅の住戸内部や戸建住宅のバリアフリー化については、「行政が整備のガイドライン(望ましい事例)を示し、普及・啓発を行うべきである」が49.1%、次いで「実際に改修工事をする際に、行政が何らかのサポートをするべきである」が37.4%だった。

 「ユニバーサルデザイン」という言葉については、「言葉も意味も知っている」が71.5%、「言葉は知っているが意味は知らない」22.9%、あわせると「知っている」が94.4%となった。

 また、ユニバーサルデザインの言葉も意味も知っている人で、「ユニバーサルデザイン」という言葉から連想するものについては、「身の回りの日常生活用品」が75.8%と最も多く、次いで「公共施設や住宅などの建築物」が64.7%、「福祉用具・機器」が60.1%の順だった。

 福祉のまちづくりをさらに進めるために、行政がすべきことについては、「公共交通機関の整備(ノンステップバスや、鉄道駅のエレベーター・エスカレーター、「だれでもトイレ」等の設置など)」が51.9%と50%を超え、次に「建物・道路・公共交通機関を相互に移動・利用しやすくするための連続性のある一体的・面的な整備」が47.7%と続いた。

 福祉のまちづくりを進めるためにあなたが参加したいと思うものについては、「優先席を譲るなど、困っている人への声かけや手助けをする」が53.7%、「歩道に通行の妨げとなるようなものを置かない、通行の妨げとなるような行動をしない」が49.5%と多いいっぽう、「自己が所有する建物や経営する店舗等を、だれもが快適に利用できるように整備する」は6.5%にとどまった。


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2000/11/16
鉄道駅、旅客施設など公共交通事業者によるバリアフリー化を推進−交通バリアフリー法が施行−

2000/11/01
高速道路のSA・PAにおけるバリアフリー調査研究を開始−全国脊髄損傷者連合会、運転マナー向上に向けて−

2000/06/30
交通ボランティア養成制度を創設予定−運輸省、2001年度に−

2000/03/29
2000年度公共事業額、バリアフリーに4,024億円−建設省、前年度比11%増−

2000/02/02
バリアフリー法案、違反事業者に罰金

2000/01/26
「バリアフリー法案」正式発表

1999/11/19
JR小樽駅に車いす可能なエスカレータ

1999/09/06
車いすでのバスの乗降易しく−ノンステップバス推進や規定廃止

1999/07/25
「かんぽの宿」バリアフリー化へ

1999/07/14
鉄道にエレベータ設置等




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