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水道・ガスメーターの使用量による高齢者見守りシステムを開発

−名古屋市上下水道局と東邦ガス、NTT、実証実験を2008年1月から開始−

2007/10/22(Mon.)

大人の青汁
 名古屋市上下水道局と、東邦ガス株式会社、日本電信電話株式会社(NTT)の3社は、水道メータとガスメータの使用量による高齢者見守りシステムを開発し、2008年1月から共同で実証実験を開始する。

 水道とガスの使用量の組み合わせによる高齢者見守りシステムの共同実証実験は国内で初めての取り組みとなる。また、これらのシステムをNTTの情報通信技術を活用したライフサポートプラットフォームを利用して実現することで、開発性・運用性に優れたシステムを実現する。

 高齢化社会の進展と核家族化の進行によって、子供などと離れて過ごす高齢者世帯が全国的に増加傾向にある。また、一人暮らし高齢者の孤独死も報道されるなど、高齢者の生活状況を見守る仕組みに注目が集まっている。

 これまで名古屋市上下水道局は電話回線を使った水道メータの自動検針システムの開発と運用を、東邦ガスはインターネットを利用したガスメータの自動検針技術を、NTTはブロードバンドネットワークを用いてライフサポートを行う情報通信プラットフォーム技術の研究・開発を進めてきた。

 今回、各社の研究開発成果を組み合わせることで、水道とガスの2つのライフライン情報を利用する複合型の高齢者見守りシステムを国内で初めて開発し、同システムを東邦ガスオープンラボにて初めて展示した。

 今後は、実際の一般家庭で利用できるように、さらなるシステム開発を進め、2008年1月から、一般家庭における実証実験を開始し、同システムの有効性や利便性を検証していく。

 実験は、2008年1月から約1年間、水道とガスの検針値を利用した高齢者見守りシステムを一般家庭に設置してモニターによる実証実験を実施する。この実験を通じて、「高齢者見守りシステムの操作性、利便性、通信信頼性」「利用者宅内での高齢者見守りシステム環境の構築方法、関連機器の施工方法」などを検証する。

 名古屋市上下水道局は、これまでの電話回線を用いた自動検針システムの開発・運用ノウハウを活用し、高齢者見守りシステムの操作性・利便性の検証、ならびに水道メータのインターネット利用自動検針の実使用条件下での信頼性評価を行う。

 東邦ガスは、インターネットを用いた自動検針やガス機器の遠隔制御技術など、これまでに培ったガスメータやガス機器の情報通信技術のノウハウを活用し、高齢者見守りシステムの操作性・利便性の検証、ならびにガスメータのIPネットワーク接続の実使用条件下での信頼性評価を行う。

 NTTは、さまざまなライフサポートサービスを実現する、OSGi標準に基づいた情報通信プラットフォームを提供する。今回は、水道・ガスメータとセンサの制御アプリケーションをネットワーク経由で容易に配信・管理する技術を提供し、宅内の1つのサービスゲートウェイ上にアプリケーションを多重化したときのデータ機密性やサービス運用性を検証する。

 生活に密着したライフラインであるガス、水道、電力のいずれかひとつを利用する見守りシステムは、他に実施例があるが、水道とガスの2つのライフライン情報を相互補完的に利用する複合型見守りシステムの実証事例はまだない。両ライフライン情報の把握により、ライフライン単独における使用時間帯の空白を互いにカバーできるだけでなく、使用量や継続時間などから生活状況をより詳細に把握できるため、健康上の変化に結びつくパターン変化を発見しやすいという特徴がある。

 見守る側の家族が設定したメールアドレス(見守る側の家族のパソコンや携帯電話を想定)へ定期的に高齢者宅の状況(水道やガスの使用状況、在室・在宅状況)のメールを送信することや、例えば一定時間、水道やガスの使用がない場合、あるいは使用し続けた場合にメールを送信するよう設定することが可能。また、見守る側の家族は、インターネットに接続されたパソコンや携帯電話から、高齢者宅の水道やガスの使用状況、在室・在宅状況の履歴をWeb画面で確認できる。

 水道とガスの検針をインターネット経由で行い、各検針値は、ホームゲートウェイからデータセンターへ送られ、水道、ガスの検針値は各々名古屋市上下水道局、東邦ガスに設置されたインターネット接続された検針端末から確認できるようにする。


共同実験システムの構成
画像:共同実験システムの構成


東邦ガス株式会社概要
  • WEBSITE:東邦ガス
  • 所在地:名古屋市熱田区桜田町19番18号

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日本電信電話株式会社概要
  • ホームページ:NTT Home Page
  • 所在地:東京都千代田区大手町2-3-1
  • 電話:03-5205-5111

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