フジッコ株式会社は、この12月より介護用食品市場に参入する。その第一弾商品として「蒸し豆パウダー」を全国病院用食材卸売業協同組合の加盟問屋を通じて、病院や介護施設、老人ホームなどに向けて発売する。今後、順次ラインナップを拡充していく。
日本の老齢化は急速に進行しており、国立社会保障・人口問題研究所の予測によれば、2030年には65歳以上の構成比が約30%にまで達するといわれている。また、2005年の厚生労働省の調査によれば、要介護者が357万人にも上るといわれており、今後増加の一途をたどるものと思われ、介護食の需要はますます拡大していくと見込まれている。
高齢者には豆好きの人が多く、咀嚼(そしゃく)・嚥下(えんげ)困難で煮豆などが食べられなくても、多くの人が豆を食べたいという希望をもっている。新商品は、豆の風味が生きているパウダーでできた、いろいろなメニューを食べてもらえる商品とした。
商品は、豆がもつ自然の色、風味、おいしさが生きており、蒸したことにより増加した食物せんい等、まるごと豆の栄養素を含んでいる。咀嚼、嚥下困難な人にも食べやすい、ザラツキのない微粉末パウダーで、蒸してパウダーにしてあるので、くさみがなく、熱を加える必要がなく、そのまま使えて介護者にも便利。また、味をつけていないので、おやつ、デザート、お惣菜などさまざまな料理に使える。同社では、初年度販売目標を1億円としている。
蒸し豆パウダー

アイテムと利用例

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