テルモ株式会社は、医療従事者や介護者の負担の軽減を目指した栄養食「エフツーショット」を、全国の病院などの医療機関向けに発売した。
口から食事が取れない患者の栄養摂取の方法にはいろいろあるが、その一つとして、栄養価の高い液状の栄養食を活用する方法がある。しかし、液状の栄養食は、胃腸内の通過スピードが速いため、消化しきれないことがしばしばある。対策として、液状の流動食にとろみをつける調製が行われるが、その調製には時間がかかるとともに、安定した粘度をいつも作ることは難しく、また手間のかかる作業となる。
そこで、テルモはあらかじめとろみをつけた「エフツーショット」を開発した。「エフツーショット」を活用することで、医療従事者や介護者などの負担を軽減することが期待できる。
あらかじめとろみをつけることにより、腸にやさしく、また医療従事者や介護者の調製作業が軽減できる。食物繊維の原材料として、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を併せ持つ大豆ふすまを使用している。また、糖質としてタピオカデキストリンを配合している。
投与カロリーを計算しやすい1gあたり1kcal。1パックあたり200kcalと300kcalの2種類を用意。使い勝手を考慮した製品仕様とした。
ビタミン・微量元素をバランスよく配合しており、「エフツーショット」を1,000kcal摂取することで日本人の食事摂取基準(2005年版)記載のすべてのビタミン、微量元素の推奨量と目安量を満たすことができる。
希望小売価格は200g×24本入りが5,760円、300g×18本入りが5,400円。同社では、発売後1年間の売上目標を1億円としている。
エフツーショット

|